一直線に並ぶ星々 | naganomathblog

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A Morning Line of Stars and Planets(←クリックで画像元:NASA)】
上の写真は、南アメリカ西部のアタカマ砂漠夜明け前に撮られた写真です。
左から順に、プレアデス星団(昴)、木星、金星、アルデバランがほぼ並んで見えています。

下の写真は今月7日に、フランスのヴィルフランシュ(コートダジュール)で撮られた
写真です。こちらでは上から順にプレアデス星団(昴)、木星、金星、アルデバランがやはりまっすぐ並んでいるのが分かります。

Conjunction over Cote d’Azur(←クリックで画像元:Stefano De Rosa)】

【明日、明後日は月も加わって5つの星々が一直線に!】
そして、明日(15日)と明後日(16日)の夜明け前には細い月もこれらの星のそばにやってきます。連休中ですし、後で二度寝することにして、早起きするのはいかがでしょう?

【プレアデス星団(昴)】
プレアデス星団(Pleiades )は、おうし座の散開星団。和名は昴(すばる)

地球から400光年の距離にあり、肉眼でも輝く5 - 7個の星の集まりを見ることができます。星団を構成する星の周囲には青白く輝くガスが広がっていますが、これは星間ガスが、星団の光を反射しているためです。

狭い範囲に小さな星が密集した特異な景観を呈しているため、昔から多くの記録に登場し、各民族で星座神話が作られてきました。日本では清少納言の著した「枕草子」の一節(第236段)が有名です。
星はすばる。ひこぼし。ゆふづつ。よばひ星、すこしをかし。
尾だになからましかば、まいて。

星はすばる、ひこぼし、宵の明星が良い。流れ星も少し趣がある。
尾を引かなければもっとよいのだけれど。

【アルデバラン】
アルデバランはおうし座にある赤い色が特徴的な恒星

太陽を除けば、地球から見える中で13番目に明るい恒星です。アルデバランという名前はアラビア語の「後に続くもの」という意味の言葉に由来しています。これはアルデバランが東の地平線から昇ってくるときにプレアデス星団の後に続いて昇ってくるからです。

【7月23~25日の夕方には火星、土星、スピカ、月が集まります】
朝起きるのがどうしても苦手な方のために夕方の星空をご案内します(^_-)-☆
今月の23日~25日の夕方には、火星、土星、スピカ、月が集まります。1等星が3つと月が一堂に会する姿は壮観だと思います。


Moon lines up with Mars and Saturn after sunset July 23

晴れますように♪






永野数学塾-東大卒講師の個別指導-神奈川県大和市中央林間