計算間違いをしないために | naganomathblog

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今日は計算間違いをしない方法について考えたいと思います。
もちろん、人間ですから絶対に間違わない方法、なんていうものはありません。
でも間違いにくくすることことは可能です。

車の運転にたとえて考えてみましょう。これも計算と同じで絶対に事故をおこさない運転というのはありませんね。でも事故のおきる確率できるだけ低くすることはできます。

それはまず正しい「姿勢」です。
片手運転や横見運転ではなく両手でハンドルをにぎり、しっかりと前方に注意するだけで事故の確率は大分低くなるでしょう。実は計算もこの「姿勢」がとても大切なのです。

計算の上での「正しい姿勢」とはズバリ「文字をはっきり書く」ことと「計算の工夫」です。「文字をはっきり書く」というのは例えばZと2やqと9を間違わない工夫をしたり、マイナスをきちんと長さをもたせて書いたりすることです。「計算の工夫」というのは例えば代入が必要な場合、代入が一番少なくてすむまで与式を変形してから代入したり、割り算は約分を徹底的にしてから行ったりすることです。これらは簡単で当たり前のことのようで、できていない生徒がとても多いので、もう一度自分の計算の「姿勢」を見直してみましょう!!