遅くなりましたが寺地拳四朗の防衛戦に関して・・・。

敗戦を経て好戦的になったということで一部からは評価が上がり、一部からは評価が下がっているようです。

どちらの意見も頷けるところがあり、私自身も期待と不安が両方あるようにみえます・・・・。

 

矢吹に負けた時はコロナの影響による体調不良、ジャブでポイントを取ってもらえなかった事、故意と一部の人が断定するほどの矢吹のバッティングによる負傷をヒッティングによる負傷と判定される(私が今まで見た中でも最も酷い誤審の一つと思っています)などの不運な要素が重なった結果であると思っています・・・。

 

実力では矢吹に負けるものではないということは両者の再戦ではっきりとしてると思います。

おそらくないでしょうがもし3度目の対戦が行われても矢吹には勝ち目はほとんどないと思います。

 

要するに自らの戦闘スタイルを変える必要はほんとうはなかったのだと私は思っています・・・・。

 

とはいえボクシングマニアならみな思ってる事・・・、実力や実績にくらべ知名度や人気が気の毒なほど低い・・・。

 

寺地の実力は日本の歴代の世界チャンピオンの中でもトップクラスでライトフライ級時代の井岡と戦ってもけして不利だとは断定できないほどであると私見ながら思います。

 

とはいうもののあれほどの実力者であるリゴンドーが干されたのは何故か・・・・?

亀田和毅に世界挑戦の機会が訪れないのは何故か・・・?

*亀田の場合は実力自体も疑わしいしなど他にも要因がありますが・・・。

 

こう考えると自らの商品価値というものを上げなければならないという事になるでしょう・・・。

 

少しずつですが寺地の人気と知名度は上がっているかもしれません・・・。ですがまだまだボクシングファン以外は知らない人がほとんどといったところでしょう・・・。

まあ、本人の心根は人気のためではなく、不本意に負けることを嫌がってのことではないでしょうかね・・・?

こう考えると好戦的スタイルになるのもわからないではない・・・・。


 

今後統一戦へ向かうのか2階級制覇を目指すのかわかりませんがどちらにしても後悔のないように進んでほしいと切に願います。