話題性という点では井上、井岡、村田でしょうけど実力では拳四朗は井上、井岡に続く3番手でしょうね・・・。

 

やはり拳四朗は強い。タコニンのラフファイトに初回は押され気味で時折被弾もありましたが見事なステップで射程外に去り、後続を許さないっ徐々に徐々にクリーンヒットが増え4ラウンドめは見事な左右のパンチの2発で痛烈なダウン。立ち上がったタコニンは足がおぼつかず目も泳いでる状態であのストップは当然、見事な戦いでした。

 

しかしながらせっかくの素晴らしいファイトでのV6も村田に全部持って行かれた感じですね。

今までも井上尚弥に持っていかれることが多かったのが今回は村田・・・。

井上尚弥はともかく村田には力量という点では劣るどころか拳四朗が数段上だと思うのですがね・・・・。気の毒です。

 

 

とは言うものの村田も昨日はよくやりました。積極的に前に出てよく手を出しました。

しかしながら技能ではブラントが優るように思いますのでフィジカルの強さを頼りに打ち合うしか村田に勝ち目はなかったのではないかと思いました。とは言うものの村田は本当によく頑張りましたよね。

緒戦の敗戦からよく立て直しました。手数の少なさは本人もわかっていたでしょうがわかっていたところでそう簡単に修正することは容易ではないでしょう。チャンスを逃さずよく攻めきりました。

 

ただ、水を差すようで申し訳ないのですがやはりスピードのなさや攻撃の単調さは相変わらずでしたね、ブラント相手には圧力で押し切ることができましたがボブアラム氏の「カネロにも勝てる可能性がある」というのはちょっと・・・。

ゴロフキンやカネロ、ジェイコブスなどのミドル級の一戦級には通じない気が・・・・。

早いというよりは私には土台無理なような気がします・・・。

 

とは言っても今回のブラントにも勝てるとは思わなかったしそれ以前に数年前は世界に届くとも思っていなかったくらい私の予想をいい意味で裏切ってくれましたので「夢をもう一度」という気もしますが・・・・。

 

清水聡ですがあのぎこちないスタイルでスピードも大したことがないという印象でしたがボクシングは独特のリズムや起動などで相手にやりにくさを感じさせることもあるといいますのでそういうタイプかと思いましたは昨日の試合内容は少々お粗末な気が・・・。

ノイナイが強かったということもあるのでしょうが清水も簡単に喰らいすぎるし何より執念が感じられない。途中で止めて欲しくて途中で相手に背を向けるというのは多くの人を失望させたのではないでしょうか?

33歳という年齢も今後は大きな期待はできない、彼の行く手には世界タイトルはハナからなかったというのが正直な感想です。

ちょっと酷いかな・・?