貴乃花親方の理事解任が正式に決定いたしましたね・・・。

賛否が色々と分かれているようですが当初の極論は随分減ったかなという気がします。

 

極論とは

「貴ノ岩が横綱を怒らせるのが悪い」

「貴乃花のせいで日馬富士が引退に追い込まれた」

「日馬富士は被害者だ」

「貴乃花は理事長になりたくて大した怪我でもない貴ノ岩をさも重傷に見せかけて騒ぎを大きくしている」

 

などです・・・。

 

何度も言いましたが白鵬、日馬富士、鶴竜の3人は自らとは関係のない高校の同窓会にわざわざ出向き会が始まると早速貴ノ岩を3人で取り囲み、各界とは関係のない人が大勢いるまえで場違いな口撃を始めあの暴力事件に発展したものです。

 

最初から貴ノ岩が目当てだったことは想像に難くありません・・・。

そして暴力のないよう朝青龍の暴行事件や豊桜事件と比較して日馬富士の罰は厳しいという声もありますが平手で一般人の顔をはたき、鼻を負った朝青龍、弟弟子の頭をお玉で殴った豊桜に対し、素手で10数発殴ったあとボトルを持ち出しそれが外れるとデンモクを持ち出し頭を複数回殴打・・・。

 

朝青龍や豊桜が生命の危険がなかったのに対し日馬富士の場合(重傷なのか軽傷なのかわかりませんが)軽傷だったとしてもそれは運が良かっただけでヘタをすると生命の危険すらあったものです。

ここまでやっていながら貴ノ岩を病院に連れて行くでもなくラーメンを食べに行ってははしゃいでいたそうでしかも「そんなに大した問題ではなかった」などといい本場所に平気で出場した日馬富士では罪の重さが違うのは当然ではないかと私は考えます。

日馬富士は懲戒解雇が妥当であったと私は考えます。

 

 

貴乃花の場合は「処分なしが妥当」というご意見の方も最近増えていますが私はそちらも極論かとは思います。

処分は仕方ない私は個人的には厳重注意とも思いますがやはり社会常識から言って理事解任くらいはやむを得ないでしょうかね・・・。ですから今回の処罰は認容範囲内ではあると思います。

 

ただし・・・、昨今よく言われる方が多いのですが私も同意見なのが加害者側と被害者側の処罰が同じというのはやはりおかしい。また自らがきっかけを作りながら暴行をすぐには止めずに、さらに事件の当事者の一人でありながら後日インタービューで万歳三唱をするは、「貴乃花親方が同行するのなら冬巡業には参加できない」などといった白鵬が1.5ヶ月の減棒ですんだりとバランスが非常に悪いと感じます。

 

私は伊勢ケ浜親方を一気に平年寄まで降格、日馬富士には功労金の支給は認めない(事実上の永久追放)、白鵬は年寄株の取得は今後、帰化しようと認めない。

 

ここまでやらないと非常に不公正であると思います。

もちろんバランスを取るだけでなくそこまで彼らの犯した罪は大きいと思いますけどね・・・。