「信じて任せる」—アドラー式はわかっていても難しい
地元の名店【酒場ビリー】
子どもが行くべき授業をうっかり欠席し、
——忘れていたとのことでした。
その結果、視聴レポートを提出するはめになり、親として正直イラッとします。
自身にもこういうところがあるので同族嫌悪という面もあるのかもしれません、子供がだらしないことが嫌いで、こうした事態を見るとどうしても反応してしまいます。
しかし、そこで気づきます。
また 子どもの課題と自分の課題を混同している ということに。
アドラー心理学では、
「課題の分離」
すなわち、相手の課題には踏み込まず、自分の課題だけを扱うという考え方があります。
頭では理解していても、目の前で起こるとつい感情が先に動き、実践は容易ではありません。
そんな時、かつて相談に乗っていただいた
ベテランのスクールカウンセラーの言葉を思い出します。
「信じて任せる」
短い言葉ですが、こちら側が背負い過ぎているものに気づかせてくれます。
子どもの課題は子どものもの。
親としては、必要以上に介入しないことも大切だとあらためて感じます。
アドラーの教えはシンプルですが、日常での実践は意外と難しいものです。
それでも、「信じて任せる」という姿勢を忘れず、少しずつ続けていきたいと思います。

