宝くじ、競輪、競馬、大阪IR…いずれも胴元一人勝ち
かねて私が、大阪の大手老舗法律事務所Kにて、荒修行にいそしんでいたころ、
K事務所の顧問先様である、当時 第一勧業銀行というお名前であった都銀にお勤めの銀行員の方々が、
ジャンボ宝くじの売り出しの季節になると、
一枚からでも買ってください
とノルマ処理にお越しになられるのが、ややストレスでした。
極貧無職の司法試験受験生時代の経済観念を引きずっていた私は、
当たるはずもないとみくじに、無駄なお金を支払うのは、嫌である
と内心考えていたからです。
お互いお仕事を円滑にするために、心から喜んでひとときの夢を買って差し上げればいいものを、こんなふうに思うなんて、まだまだ自分は未熟でした。
ところで、我が国では違法であるオンラインカジノはもちろん、宝くじ、競輪,競馬、IR、と言った公営賭博においても、胴元が一人勝ちする構造になっています。
ひとときの憂さ晴らし、ないし、ゲームとして、お金を払って楽しむ、と割り切っておられるなら問題ありませんが、
あれで、資産を増やしてやろうなどと考えられると、胴元の思う壺となり良いカモとされてしまうことになります。
「お金を稼いだことに対する罰金が税金、
情報収集を怠り安易な金稼ぎに走ったことに対する罰金が、宝くじ、ロト6、競輪競馬で、すったお金」
という至言もあります。
ある日、ひろゆき氏が
なぜ僕は宝くじを買わないか
というYouTube動画で、軽妙な語り口でぶった斬っておられるのを見つけて、長年の鬱積のカタルシスが得られたところです。
宝くじに夢を託さず、しっかりと勉強して真に稼げる人たちの仲間入りをしようではありませんか!