「親の恩は次第おくり」
自分たちが親に与えてもらったものへの恩返しは、
自分たちの子供へ返していきなさい。
という意味合いのことわざだそうです。
親からもらった愛情や
育ててもらった恩は、娘へと引き継いでいきたいと思いました。
世間のなかには、悲しきかな両親の愛情を受けられずに
育ってきた方もいらっしゃいます。
しかしながら愛情を受けられなかった人達は次の世代へ
愛情を引き継いでいけないのかといえば
そうではないと思っています。
亡くなった僕の父は戦後、子供の頃に永野家に養子に出され
養父、養母に育てられるも
いきすぎる折檻(今で言う暴力虐待)を受け育ってきました。
耐え切れず実母の家に戻るも、
「お前の帰る家はここじゃない。」と押し返され
帰る家もなければ、戻る場所もなく牛舎の中で寒さに身を縮めながら
「将来、ぜったいにあったかい家庭をつくる」ことを夢みていたそうです。
その夢どおり、父は五人の子宝に恵まれ、
僕たちは暖かい家庭で育ちました。
厳しい父ではありましたが、不器用ながら愛情をたっぷりと僕たち子供へ注いでくれたのです。
そんな父からもらった最高の愛情を、
娘へとまた贈ってあげたいと強く思います。
娘の満面の笑顔で笑ってくれるのは、きっと父が僕に残してくれた愛情が
娘にも届いているから。
父へはたいした親孝行はしてあげられませんでしたが、
その分、娘にその恩を引き継いでいきたいのです。
僕も父のように、子供に尊敬され
いつまでも心の中で生き続けられるような偉大な親になりたいものですね。
メンタルサポーター&ファームセラピー永野達也
新しい未来型のライフスタイル「NOU LIFE~農ある暮らしを~webマガジン」
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