今回は厚生環境常任委員会の行政視察で、委員会の委員7名、行政執行部から担当部長含め職員の皆さん数名で、委員会の所管である厚生行政、環境や文化行政の取り組みを視察に来ているわけです。
到着後すぐに昼食ということで「けの汁蕎麦」なるものを食しました。
けの汁という具だくさんの汁物の郷土料理があり、その蕎麦バージョンです。
優しい味でした。美味しい。
そして視察は自然保護の取り組みということで、世界自然遺産、白神山地へ。
まずは、環境省白神山地世界遺産センターで自然保護の取り組みについてレクチャーを受けました。
続いて、白神山地のある西目屋村を訪問し、村の取り組みを聞きました。
応対くださった村議会の議長さんが、世界自然遺産というのは何かと難しいと言っておられました。
要するに経済効果をあまり生まないということかと思います。
入込者数も減少傾向で、25年度は38,000人程度で、世界遺産としてはやや寂しい数字です。
また自然遺産ということで、あまり人工的な造作を加えることができず安全対策も十分にできないようでした。
世界遺産といっても世界文化遺産と異なり、自然や生態系が手付かずで残っていることが評価されたものであり、多くの観光客に来てほしいが、一方で観光地かし過ぎ自然が破壊されてはいけないというジレンマを抱え苦悩しながらの施策展開をしているようでした。
夕食は青森市内。苧麻(からむし)という料理屋さん。美味しかったです。ボリュームは控え目でダイエット中の私にはちょうどでした。
写真撮り忘れました。ごめんなさい。
明けて翌朝。
市内を散策。
青い海公園。
青森は「海の記念日発祥の地」
明治天皇が青森港を出航し、横浜に安着したのが7月20日とのこと。
知ってました？
私は、知りませんでした。知らないこと、たくさんありますね。