もう引退だと思ってた

長引く休場、何度か途中休場した際の下半身の衰え

今場所は引退のために出場した、そんな感じがしていた

バタバタと、必死の、本当にハラハラというよりも、イラつかせる相撲が続いた

そして、体力も15日持つのか、中日あたりからは更に心配に

で、勝ち越し、そして10番勝って

思い返すと

負けた相撲は全て廻しが取れていない

一気に押されて、まるでぶつかり稽古のように土俵を割った

逆の見方をすると

廻しをなんとかとった相撲は

全て勝っている

あれだけ危なっかしい相撲がたくさんあったけれど

ある意味、これはスゴいなと思う

課題は、一気に押された時に、いや、押されないために、腰をもっと低くして、当たり負けしないことなんだろう

そして、取りこぼし

負けた相手が大負けしている力士ばかりだった

これは前から稀勢の里の課題だったけれど

そう考えていくと

来場所以降、また優勝できる場所は来るんじゃないだろか

もう引退、ほぼ確実と思っていた自分には嬉しい誤算だった

って、そんなに稀勢の里ファンというわけではないけだね

白鵬を投げ飛ばして欲しいよ、稀勢の里に

早ければ来場所にでも、その取り組みが、見れることを期待する