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岸惠子
つい1,2年前に草笛光子と徹子に出ていたのに
訃報
自分のブログにも煙草を吸う女優の画像を掲載してまだ1か月も経過していない
近年の徹子には
年1回、この世代の女優が「生きてる便り」のように出演する
山本富士子、岡田茉莉子、香川京子など
だんだんとそのメンバーも減っている
岸惠子はほぼ毎年出ていたように思う
日本人離れした美人
日本人離れしたファッションセンス
そんな昭和という時代に
誰も手の届かないところにいる、まさにスター
というのが、岸惠子だったように思う
国際結婚、パリ生活
一般人からすれば、夢の世界の人
けれども、とても親しみやすい
そんな存在だったのでは
女優として
岸惠子が良いな
と思う作品はあまりない
演技ということが天性の持ち味ではなかったのではないだろうか
小説、ジャーナリストと多岐にわたる活動で
文化人という方が、この女性にはしっくりくるように思う
そう思いながらも
久世光彦の向田邦子ドラマ、終戦シリーズでは
岸惠子が母を演じた
このドラマの岸惠子は
少し違っていた
戦争に生きる母、そして女性として凛とした
独特の魅力を放ち続けていた
おそらく、個人的にはベストな演技を見せていたと思う
向田邦子の終戦というと、岸惠子の母、女としての姿が浮かぶ
同シリーズの正月編
加藤治子ももういない
久世先生もとうに亡くなった
岸惠子はまだまだ死なないように思っていたから
一抹の寂寥感が心に募る
合掌
小川真由美が亡くなった
というよりも、数カ月も前に亡くなっていた
何度か小川真由美のことを書いているので
小川真由美への愛は深い
演技の幅、憑依のすごさ
声の美しさ、声の抑揚
美しい顔立ち、少し上向きの鼻
見事なプロポーション、肢体
昭和の女優という括りでも
演技力ではtop5に入れたいほどに
自分が好きな女優像だった
もうメディア露出がなくなって20年近く
いまの時代には
昭和を懐かしむ人にしか
彼女の死は響かないのかもしれないけれど
いまでも小川真由美出演作をDVDやYouTubeで観ているので
けして「かつての名女優の死」とは捉えられない
いくつかのドラマや映画は
配信プラットフォームでも観れるので
小川真由美作品を観て追悼している
記憶に残っている昭和のドラマ
「生きる」というタイトルで、NHKの週末夜ドラマだった
元赤線のパンパンの小川真由美が
中年の恋で出会った実直な男性と
結婚できる寸前で
悪い女を演じて男を団地の玄関から突き出す
そしてドアを閉めて大泣きする
たぶん中学生のころに観たドラマだったけれど
このドラマの小川真由美の演技が忘れられない
なんで、この人はこんなすごい演技するんだろう
子供心にそう感じた
余談だけれど
母が祐天寺駅近くの中国料理屋で
友達とごはんをしているときに小川真由美がいて
「その料理は何かしら?」と話しかけてきたらしい
彼女も友達と一緒だったらしいけれど、とても気さくに話しかけてきた
当時、家に帰ってきた母から聞いた
毒親と娘に呼ばれても
女優は女優
あの時代に女優として生きたのだから
娘の「素晴らしい女優だったと思います」
その一言がすべてではないだろうか
念願のドラマ
ずっとずっと探していたけれど
もう日本では観れないと思っていた
「feud~確執~」
Betty DavisとJoan Crawfordのドラマ
映画「何がジェーンに起こったか?」を巡っては
数限りない二人の反目、罵りあい、騙しあい
これほど確執を死ぬまで書かれたゴシップはないと思う
それくらい、この二人の共演は強烈なものだった
そもそも
50代の往年の大女優がサスペンススリラーで主演するという
当時のハリウッドではあり得ない問題作
この時代は50を過ぎた女優は
アカデミー主演女優賞を獲得した女優でも
もう下り坂、映画の依頼は来なくなる
そんな封建的な時代だった
かつての大女優2人は
起死回生のサスペンススリラーで老姉妹を演じる
しかも元女優姉妹の設定
そして、この低予算映画で
二人は見事にカムバックする
この競演から晩年Joanが亡くなるまでの
二人の確執を描いたドラマシリーズ
もう観たくて観たくて
どうしようもなかった作品
ようやく見れた
Disney+で
前には配信されてなかったから
最近追加されたのか
で
二人を演じるスーサン・サランドンとジェシカ・ラング
似すぎていて怖い
この2人ははまり役だ
スーザン・サランドンは時々ベティに見えるくらい似てる
ジェシカ・ラングはむしろ演技力でJoanに似せている
なので、この二人のfeudもあるんじゃないか、くらいの演技合戦
ドラマを通して感じたのは
そもそも2人の確執はマスメディアによって操作されたものでもあったこと
そもそも2人は本当に憎しみあっていたのか、それともシンパシーを感じていたのかということ
この伏線で物語を読んだ場合
あくなきライバル、友情、戦友の物語として
2人の大女優にリスペクトを払った
意義ある名ドラマに思えてくる
もちろん細部にわたる検証と脚本は
見事
なんだかもう堪らなくなり
平日なのに一気観した
何がジェーンに起こったか?
ふるえて眠れ
イヴの総て
愛と憎しみの伝説
を観てから
このドラマをぜひ見て欲しい
original版ジェーンのポートレート
リメイク版「確執」ドラマのポートレート
いまの病院は長くなったけれど
先生の診療の関係で
大学病院からメンタルクリニックに変わった
もともと先生が診ていたクリニックなので出戻り
ほかにもいつくかのクリニックを経験しているけれど
なんだか待合室は嫌だ
と思いながらも
先週通院したときに入ってくる人たちを見ていた
あきらかに鬱々としている人
無表情な人
なんだかそわそわしている人
いろいろ
前の大学病院のときは
わりと居た堪れないくらいに
明らかにメンタルが悪そうな人が多かった
いまのところは、そこまでひどくはない
5-6個はある個室から
先生に呼ばれて部屋に入っていくんだけど
そのときに、だいたい躁か鬱かはわかる
躁の人は話したくて仕方ないので
なんだかいそいそと部屋に入っていく
そして診察時間も長い、話すからだろう
鬱の人は覇気がない
足取りも重い
たまにそうでもない人もいる
鬱だけど話したい人なのかもしれない
躁ではない、けれど早く部屋に入りたい
如何に鬱なのか訴えたいパターン
話も長いので、前の人とかだとイライラする
親と来ている学生の女性がいて
自立支援の診断書ともう1通、おそらく学校宛?もしくは障碍者申請?
なのか、親に「だから1通じゃなくて、2通だってば」
と言い放って、スマホ見てる
この人、普通じゃない? 自立支援とかいらないでしょ
なんだか
なぜ来ているのかわからない人もたくさんいる
単に診断書が欲しいだけなら
もっと簡単に出してくれる病院あるけど
なぜ、ここに来るのかわからない








