なんだか金曜夜戻ってから、激しくうつ状態が続いて
寝れないのでドラマを観ていた
運命に、似た人
この声を君に
今月からまたNHKオンデマンドに入ったから、大好きなドラマを
運命に
原田知世の美魔女ぶり、というか、この人は美魔女ではない、このドラマの息子とのやりとりでも、魔が余計だよ、君、と息子に答える場面があるけれど
まさに、時をかける少女、のままなのかもしれない
この声を君に
竹野内豊と麻生久美子
麻生久美子はすごく好きだ、今の年齢になって魅力が増してきている
そういう女優さんは貴重だと思う
本来の彼女の魅力が歳をおうごとに滲み出たきたかのようで
このドラマは、朗読会の参加によって、人間として解放されて行く、離婚する数学准教授の竹野内豊の主人公と、そこで交差する人々、麻生久美子演じる謎めいた朗読会の先生のドラマ
朗読、声に出して読んで見ること
なんだか、そのことが、とても魅力的に感じた
たとえば、童話や絵本や詩集でなくとも
大好きな歌の心に刺さる歌詞
メロディーに載せずに、声に出して読んでみること
そこに新しい広がりがあることを教えてくれる
たとえば、
夏木マリの、昔私が愛した人、の歌詞を思い出していた
歌うのではなく、歌詞として読んでみることで、別の世界が表現できるなら、それはとても素敵なこと
竹野内豊は、声が良い、そう思う人も多いと思う
このドラマは、声で決められたそうだ
確かにNHKドラマと竹野内豊は縁がなかったし
この人の声の低さ、心地よい響き
女性も然り
やはり、低く、枯れた声、ても艶のある声がいい
同じく週末に観てたJoni Mitchellのドキュメンタリー
個人的には、1960年代以降の女性アーティストでは彼女がトップだと思っているけれど
流れるようなメロディー、自由自在のコード進行、どこまでも奥深い歌詞、そして、あの音域の広さ、なによりもあの声
声、声に出すこと、普段極めて寡黙な自分に、改めてそのことには何かがあった