先週、先々週くらいから疲労が溜まってるのか

垂れ流しで観てるようなドラマでも、涙が止まらなくなったりする

老化なのか、つか、元々涙腺は弱いので

涙が出ることは、何かが抜けていくことなので

それはそれでとても良いことなんだけど


で、竹野内ドラマ

金曜10時のNHKドラマ

この枠は良いドラマがホントに多い

視聴率は取れないけどね

不器用な数学の准教授が離婚をキッカケに

朗読教室に通う

その先生が、麻生久美子

朗読をしていくうちに、人間味を増していく、生を、取り戻す

その会に集まる片桐はいりとか杉本哲太とか脇役も充実

40を過ぎて、人生の分岐点に立って、変わろうとする人間

本当の自分を取り戻していく

それを優しく見守る人間模様

なんだか、朗読、感情を込めて、想像力を働かせて

溢れ過ぎていく情報社会の中で

とても新鮮だ

本来、人が持っている想像力、表現力、声の力

このドラマで竹野内の起用って

すごく正解だと感じる

この人の声は低く、そして魅力的だ

麻生久美子の語りも素晴らしい

毎回読まれる朗読用の本

きちんとクレジットにも出てくる

新しい切り口というか、とてもコアでディープなストーリーだけれど

心に強く訴えかける

そして、優しい

久しぶりに良いドラマに出会えた気がする

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