先々場所の後半戦から、稀勢が奮起した、との感想を書きましたが
キッカケは琴奨菊の快進撃だったけど
明らかにあの場所の後半から稀勢が変わったのが、長い相撲好きの中で、見て取れたので
そして、先場所、その予測通りに、かつてない安定感を見せて
優勝こそ逃したけれど、13番勝ったんだよね、確か
今まで、北の富士さんが、稀勢に、次こそ、みたいなことを言われても、どうしても安定感がない、精神面が弱い、だからダメだな、と思ってたけど
今場所は決して焦らない、慌てない、墓穴を掘らない
だから本来の力を発揮してる、そう感じます
ただいま、帰りの電車で観た琴奨菊戦
ちょっと前の稀勢なら慌てて、すくい投げで転がってたけど
ちゃんと腕を返してたから、逆に上手を取りにいって、そこからはもう安泰
ここの寄りかたも、喜び勇んで足が出ないと、またすくわれたりするんだけど
今日は違いました
今場所は来るな、といよいよ思えてきました
白鵬、ダーティーな手を使っても、何が何でも優勝するか
ただ、先場所の優勝の結びの一番と表彰式の大ブーイングもあるしね
稀勢が自ら白鵬は破らないといけないけど
豪栄道、日馬富士も白鵬には今場所は嫌な相手だと思う
そうすると、やはり稀勢の里が
今場所はホントに横綱相撲だなと、落ち着きから、取り口から、態度から、こんな稀勢の里は初めてだと思う
あと、5日、10番は取りこぼさずにきた
また、ぬか喜びにならずに、全勝、横綱、是非やり遂げて頂きたい