スランプの先に見えてきたもの | あの本 この本 読みたい誰かに 橋渡し 【弓引く古本屋 皆中堂書店のブログ】

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思い出のあの本、大切にしていたこの本  
新しい命を吹き込んで、読みたい誰かに橋渡し致します。
弓引く古本屋 皆中堂書店をよろしく。

 
いや~それにしても長いスランプでした。
完全に脱出したとは言いきれませんが、底は完全に脱したと思います。
 
振り返ってみると一つの要因からくるスランプでは無く、
あれやこれやと色々なことが一気に悪く重なってしまった結果なようです。
実際底の底であえでいる時は迷宮に迷い込んだようで、
どこをどう直せば改善するのかさっぱり分かりませんでした。
でも、そんな中、
本や動画の中から参考になるものを探したり、
更には仲間からのアドバイスを一つ一つ試すことで何とか改善にこぎ着けた感じです。
やっぱり独り稽古はダメです。
頼るべきは普段から指導してくださる先生や仲間です。
 
どんなスポーツでもそうだと思いますが、
最後まで順風満帆で壁にあたらないなんてことは有りません。
皆必ずどこかで壁にぶちあたります。
そんな時に大切なのはやっぱり基本に立ち返ることです。
基本というのは先人達が歴史の中で培ってきた最高の方法です。
個人が付け焼刃で考えてもたかが知れています。
今まで出来ていると思っていたこと、
理解していると思いこんでいたことなど、
基本を学びなおせば見えてくるものが沢山あります。
 
考えてみるとスランプなく順調にいっていたら
これからも間違った弓道を続けていたかも知れません。
今回基礎から学びなおす機会を得たことはスランプのお蔭です。
出来ていることを前提にして自分の射を見直しても何も見えてきません。
ところが、
ここが間違ってるのかも?
このやり方がダメなのかも?
と疑問を持って見直してみると初めて欠点や改善点が見えてきます。
簡単な理屈なんですけど本当に困らないとなかなかそれが分かりません。
人間なかなか謙虚にはなれないものです。
身の周りに対して謙虚なのは当たり前ですが、
自分自身に対して謙虚になることも大切なことです。
 
 
わたくし、弓道は飽くまで趣味として楽しんでいるつもりでした。
でも書いていて気づきました・・・
上に書いたことって人生にもそっくりそのまま当てはまりますよね。
弓道人のバイブル弓道教本には弓道修練の眼目のうちの一つとして
「人間完成の必要」という項目があげられています。
今回は知らず知らずのうちにそれを少し体現してしまったのかも知れません。
 
人生には試練が付き物、
でも試練の時こそ人を成長させるんですね。
 
私も今回成長しました。
ほんの少~しだけですけど(^_^)
 
 
 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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