秋咲きの原種シクラメンの花がほぼ終わりました。
コームなど冬咲きが見ごろを迎えるまで、華やかさに欠ける12月に満開となるありがたい存在がエレガンスの晩秋咲きタイプです。
Cyclamen elegans
同じコームグループのパービフロールムも咲いてきたので並べて撮ってみました。
左がコームより大きいエレガンス、右がコームより小さいパービフロールムです。
Cyclamen elegans and Cyclamen parviflorum
エレガンス(Cyclamen elegans)はコームの亜種(Cyclamen coum subsp. elegans)として扱われていた時期もありましたが、今はひとつの種と認められていて、栽培上の性質もコームとは異なります。
コームより葉の数が少なく乾きが遅いので水のやりすぎは禁物です。うちでは鉢を大きくしすぎないようにして、水はけのよい用土を使い、用土が乾いてから水をやるようにしています。
成長もゆっくりなので肥料の与えすぎにも注意が必要です。また、コームに比べ耐寒性も劣るので冬の寒風に当てないようにします。
夏の休眠期はコームよりは乾かし気味に管理しています。