多くのカンアオイは春に咲きますが、一部こんな晩秋に咲くへそまがりがいる。受粉の能力があるのは今だけで、種が出来るのは来年の春。花粉を媒介したり、種を運んでくれる昆虫とのからみでこんなことになっているのでしょうか?冬のあいだずっと無駄に花を咲かせている気がします。カンアイの研究はあまり進んでないようで、ちょっと前まではナメクジやカタツムリが花粉を運ぶと考えられていて、蝸牛媒花(かぎゅうばいか)などと・・・。今でもそう思われているのでしたっけ?キノコバエの一種からカンアオイの花粉が発見されたことがあるようで、このあたりが本命らしい。
細辛の改良を目指し集めているカントウカンアオイが花盛りです。葉の模様や形を重視して集めたもので、花にはまったく気をとめていませんでしたが、よく見るとカントウの花はかなりバリエーションがありますね。せっかくですからちょっと変わった花をご紹介します。

覆輪
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緑砂子
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淡い緑
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砂子
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黄色味が強い
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