試合には出たいじゃないですか。成功もしたい。でも当然のことながら、物事は常に成功するわけではないです。どんだけ一生懸命やっていても、物事は自分の思っている方向とは逆へ行くことが多々あるわけです。まさにミランでの今シーズンはそういうものでした。僕自身あんなにベンチに座った経験は一度もありませんでしたから。それはすごく悔しかったですけど、一方でその悔しい感情をどうあと付けするのかも僕に問われているわけですよね。出たくても出られないという事実は変わらない。出られるようにする努力は当たり前。どんな考えでこのベンチに座れば良いのか、どういった状況でこの悔しい気持ちをプラスに変えていけばいいのか。当然ながらその状況を楽しまないと。人生は一回です。それをひがんでネガティブにベンチで過ごすのか、今の環境にありがたさを感じながらやるのか。例えば監督目線で試合を見るとか。試合に出てる時にはできないことで、新たな僕のトレーニングですよね。この1年間は(ビンチェンツォ)モンテッラより僕のほうが監督のつもりで試合を見てました(笑)」