今日はベイスターズの今永投手がノーヒットノーラン達成!!


日中の議会が終わり自宅で観ていましたが、52年ぶりというのも凄いですが何より素敵なのが大記録を達成しても今永投手はマウンドをならしてから帰る、マウンドにも感謝をする姿を子どもたちは見習って欲しいと思います。


さて、そんなスポーツも含めて国は部活動を令和5年度、来年度から段階的に地域へ移行する方針を打ち出しています。部活動が無くなるのかと気になる保護者もいらっしゃるかと思います。

まとまった記事を貼っておきます。

【解説】部活地域移行!部活はなくなるの?スポーツ庁提言のポイントとゴールはこれだ


私自身も以前から議会の一般質問でも取り上げており、今、6月議会が行われていますが、次の9月議会でも取り上げる予定で考えています。

背景としては、先生の負担軽減、また子どもたちの為という部分、専門性を持った方がその部活動を持つべきでもあり、それが出来ていない実態もありながら先生が一からその協議などを勉強して顧問を受け持つ、それを解消するための部活動指導員制度もありました。

私自身の中学生時代もそうでしたが、中学の部活動に入らず地域のクラブチームへ入っている子もいます。

夢を追いかけるのは部活動もクラブチームも同じでありながら、税金投入や公共施設の使用(無料)は部活のみといった課題もありました。

教育長も以前からこの課題はどうにかしたいという認識をしており、今は少年少女スポーツクラブへの支援という形も行っています。

多種多様な選択肢を子どもたちが持てる環境を推進していきたいと思います。


以下、令和2年12月議会での一般質問(ちょっと長いですが)

録画


1点目として、子どもたちのスポーツ環境として、部活動ということに着目をすると、市でも部活動は先生方の働き方改革、また、子どもたちの体力面を考慮し、部活動検討委員会を立ち上げ、指針も打ち出されているところであります。そのような中、文科省からも部活動改革の新たな指針が出され、令和5年を目標に、休日の部活を段階的に地域に移行するとの指針が出されました。
この場では、現状の部活動の課題をどう捉えているのか、お伺いいたします。
 2点目として、子どもたちが気軽に運動・競技ができる環境、公園について伺います。私自身、少年野球に携わらせていただいておりますが、少年野球だけではなく各種目、少子化以上のスピードでスポーツをする子どもたちの減少は顕著になっております。もちろんこれには様々な要因、課題もありますが、公園一つ取っても、気軽にボール遊びができない公園も、昔とは違って増えてきた印象もあり、今般、商工会議所からも、居住地の近くで気軽に競技できる環境を増やしてほしいと新規要望が出されました。
そこで、この場からは、このスポーツができる環境、公園をどう捉えているのかお伺いいたします。


◎教育部専任参事(和田修二) 1番目の1点目、部活動の課題をどう捉えているかについてでございます。
 平成29年の部活動検討委員会の報告では、平日の部活動の指導に負担を感じている教員が59パーセント、休日については66パーセントいることが明らかになりました。また、1人で顧問をすることには58パーセント、専門外の指導をすることには60パーセントの教員が負担を感じているという結果が出ております。
 その後、施行した海老名市部活動方針においては、活動時間や週当たりの日数を制限するようになったものの、勤務時間前、勤務時間後にまで及ぶ平日の活動に加え、土日2日間についても現状1.5日は活動できる状況になっております。
 部活動には、教員による献身的な勤務の下で、とても大きな教育効果があることは間違いありません。しかしながら、教員の負担軽減の観点から引き続き検討が必要であると認識をしております。
 このような中、今般スポーツ庁及び文部科学省から働き方改革を踏まえた部活動改革方針が示されたところであります。令和5年度の全国展開を目標に、休日の部活動を段階的に地域に移行するという内容であり、今後の対応について学校と協議を進めてまいります。


◎まちづくり部長(谷澤康徳) 1番目の2点目、子供たちが気軽に競技できる環境、公園を市としてどう捉えているかの詳細でございます。
 市内には、スポーツ利用のできる運動公園のほか、自由に使える広場のある公園として、近隣公園や街区公園がございます。近隣公園では、運動広場がほかの公園利用者と分離されておりまして、小学生の野球やサッカーの練習など多くの方々に利用されております。街区公園でございますが、児童から高齢者までを対象に、遊び・運動・休息といったものを身近に楽しめる広場や遊具を設けた公園となってございます。
 一部の街区公園では、気軽に運動を楽しんでいただくため、バスケットゴールなどを設置しているところもございますし、広場の形状によりましてはグランドゴルフに利用されている例もございます。原則禁止としているものは、ほかの公園利用者の方に危害を及ぼすおそれのあるような、例えば硬いバットやボールを使用する行為という形にさせていただいております。公園のスポーツ活用につきましては、安全性、それから利用者ニーズ、そして公園周辺の生活環境といったものなどを考慮して研究を進める必要があると考えてございます。


まず1点、これは確認です。部活についてです。先生方が負担を感じているという答弁もありました。今、部活動指導員、支援員について予算をつけて配置しておりますが、そもそもの教員側の先生について1点お尋ねいたします。現在、中体連に属している運動部の部活動のうち、教員が専門としている運動部の顧問の割合について伺います。


◎教育部専任参事(和田修二) 現在、中学校体育連盟に属している運動部活動のうち、市内全ての中学校にあるサッカー部、野球部、バスケットボール部、ソフトテニス部、この4種の部活動では、62名の顧問のうち43名が専門としております。割合では69パーセントでございます。このほかの運動部活動では、46名の顧問のうち22名が専門としており、割合は48パーセントでございます。全体では専門としている運動部の顧問をしている割合は60パーセントでございます。


◆(永井浩介 議員) 分かりました。今の答弁からも、その4種目の顧問のしている割合ということは、その6中学校あるうち、運動部の、ラグビーなどは中体連に属していないので、特に中体連に属している種目で、6中学校区全てにあるのは4種目しかないということも分かりました。その中で、専門外の先生方が頑張っている中で、スポーツも様々な種類がありますが、先生がバランスよく、いろいろな専門性を持った形で配置できているのかというと、学校本来の本質と外れています。例えばプールがない海老名市は水泳部がありませんが、クラブチームでやっている子が中体連の大会に出るために、校長先生が顧問という形で登録をして出場したケースもありました。
 そこで、専門性を持った部活動指導員、支援員ですが、これも1点確認なのですが、この指導員と支援員の人材の集め方、また、研修方法についても併せてお伺いいたします。


◎教育部専任参事(和田修二) 部活動指導員、支援員についてでございます。募集は市のホームページで行っております。現在の派遣人数につきましては、部活動指導員は14名、部活動支援員は41名を派遣しております。研修につきましては、例年年度当初と年度途中に2回研修会を行っております。内容としては海老名市の部活動方針の周知、それぞれの立場や役割の確認、生徒のコンディショニング、体罰やハラスメントなどの不祥事防止についてでございます。各種目の技術的な専門性のスキルアップのための研修とはなっておりません。


◆(永井浩介 議員) 分かりました。この部活動指導員、支援員というのは、一時期あったと聞きますが、全て専門の方だと聞いております。これは令和5年の部活動の文科省スポーツ庁の改革で、地域に移行するということで、後ほど市長にも答弁をしていただきたいので、市長にも聞いていただきたいのですが、現場を全て見聞きしているわけではありませんが、指導員・支援員の制度を否定するつもりもありませんが、個人的な見解を述べさせていただくと、今、選手として一流であったとしても、指導者としてはまた別の話だと思っております。競技テクニックだけを教えるのが部活の本質なのかというと、そうではないと思います。
 これも以前、一般質問でお話をさせていただきましたが、ある先生のOBの方に言われたのが、部活動の歴史をひもとくと、戦前や江戸時代は部活動というものは何だったのか。寺子屋だったりで、学問が終わったら、まちの道場に行って、そこでは剣道だったり柔道だったり茶道だったりを習っていたと。その柔道だったり茶道というものを通じて、この道という人生を教わっていたのだという話を聞いて、私もすっと心に落ちた記憶もあります。
 野球でも、今、野球道という言葉もあったりしますが、その競技を通じて人間形成をしていく、それが、学校の時間を見ている先生が、放課後も同じように生徒を見ているメリットもあったと思いますし、昔と今で先生と生徒の距離感が違うと理解しているのですが、そういった意味でメリットもデメリットもあると思うのです。そういった中で、今の流れからすると、必ずしも学校の時間を見ている先生が顧問にならなくてよいという時代になります。

また、野球で言えば、シニアやボーイズなどがありますし、先ほど水泳の話もしましたが、水泳もそうですが、部活動ではなくクラブチームでスポーツをしている子も一定数います。先生が顧問でも、例えば、この中体連に属していないラグビーも、全校にあるわけではありませんので、越境してそのラグビー部に通っていたりと、部活だけ違う中学の部活に参加しているケースもあると聞きますし、そもそもの顧問が先生ではなくて、地域の方になるのであれば、部活とその地域のクラブチームとは何が違うのかという部分が出てきます。
 一言で言えば、中体連に属しているのか、中体連にある種目なのか否かの部分の違いにすぎなくなってきます。これも以前、質問させていただいて、教育長も、子ども側の視点で考えると、子どもが夢を追いかけるのは、部活だろうがクラブチームだろうが変わらないのだという認識も示されておりました。
 部活動に関しては、指導員などの人件費が投じられ、年間約3100万円、人件費だと1448万円の予算がつけられております。学校の活動ということから、練習なども、今は校庭という市の土地を無償で使っております。しかしながら、教育長の言葉を借りると、部活もクラブチームに所属している子たちも、夢を追いかけているのは変わらないと。この令和5年の改革というのは一回置いておいて、今の現状について、部活とクラブチームの子たちについての教育長の見解を改めて伺います。

◎教育長(伊藤文康) クラブチームと部活動ということですが、部活動の歴史から言うと、組織的にクラブチームが後から出たと思うのですよね。だから、スポーツか何かに触れるのに一番身近だったのが、学校という組織を使って、子どもたちに、教員がリーダーになってスポーツを共に楽しむとかなんか、そういうことの始まりだったのです。それがずうっと脈々と続いているということです。
 ただ、子どもたちは、例えば自分の目指している、やりたいスポーツが学校にない場合は顕著にそうですし、または自分なりにニーズとして、自分はこのようにスポーツをしたいのだということ、または、そういう場合になると全然ニーズが違いますので、そういう意味で言うと、その考え方は全然変わっていないです。
 子どもたちの視点からいったら、子どもたちが学校教育という授業の部分以外で、それ以外の時間で自分の夢とか、または自分の仲間と一緒に楽しい時間を過ごすとか、それは変わらない。
 だから、以前から私自身は、部活動の子どもたちには、先ほど言ったように、かなりの充実支援費とかが公的に出している。でも、自分でよそに行って、それを夢を追いかけている子どもたちには、それは支援はないということで、どんな形か、その子どもたちも含めて、子どもたちの、要するに部活動支援金ではなくて、事業が子どもたちの校外夢応援金とか何かという形になれば、実はそれはいろいろな出し方ができるのではないかと思っています。
 また、全然違った意味で言うと、子どもたちにとっては、先生たちもすごくふだんからそばにいて、信頼できる人だけれども、成長の過程から言うと、いろいろな大人たちに声をかけていただいたりすることも、実はよい成長の場でもあると考えると、今の時点で言うと、その過渡期に当たるのかと私自身は思っています。

この後、ちょっと部活動改革は置いておいてと言うのだけれども、この部活動改革が進んだときに、放課後になったら子どもは全てヨーロッパ型のクラブチームに通えるような、そういうスポーツ施設とか指導者がいればよいのですが、そこまで移行するのにも、ちょっと非常に厳しい状況がある。でも、確実に方向はそっちを向いているというのが今の現状だと思います。
 そういう意味で、何らかの形で、予算を伴うことですから、はっきりは言えませんが、私自身としては、さっき言ったように、部活動充実事業費ではあるのだろうけれども、放課後の子どもたちの様々な夢を追いかけるための1つの支援というお金という考え方もあるのではないかなと思っているところでございます。
 以上です。


◆(永井浩介 議員) 分かりました。そうなんです、どういった受皿をつくっていくのか、これはその令和5年以降ですが、例えば、考えるに、今部活動で使わせていただいている校庭をどうしていくのかというような、市の資源をどうしていくのかという部分もあります。そういった中で、中には、部活をやりたい先生は、もちろんいると思います。部活をやりたくて先生になっている方もいますし、私は、私の理想郷とすれば、先生の負担をできるだけ減らしていって、公務員の方でもいらっしゃいますが、時間外で、例えば先生方でそのクラブチームをつくって、そこに校庭をお貸しして、そこで何かをやる。例えばラグビーだったり野球だったり、何でもスポーツは多岐にわたると思うのですが、先生方でも、そのクラブチームでできるような環境というものも、私は理想郷かなと思っております。

もちろん先生の今の負担を全て排除できればの話ですが、それは、ぜひとも考えていただきたいのですが、その現状について、では、私の、これはあくまで個人的な見解なのですが、様々なクラブチームに所属している子がいると思うのですが、特に今で言うと、少年少女スポーツクラブに属したクラブチームに所属している子たちへの支援という観点で、これは少年少女と言うと教育長ではなくて市長になるので、市長にお伺いをさせていただきたいと思います。
 これは、ちょっと教育長も聞いていただきたい部分で、今後どういう形でやるのか、文科省の動向を見ながら、現場ともよく調整をしていただきたいと思いますし、その上で実施をする環境、場所をどうするのかという課題も出てきます。
 今の話のクラブチームの支援として、教育長も支援をしていきたいというお話でしたが、クラブチームの子たちはお金がかかります。それは例えば、その活動の場所の問題もあります。野球で言えば、海老名シニアなど、中体連にはない硬式野球のチームですが、この少年少女スポーツクラブに所属していると。そして、海老名という冠をつけて、全国大会とかでも、その海老名の名前をしっかりとPRして頑張っている海老名の子どもたちなのですが、残念ながら活動拠点が海老名になくて、平日練習などで使用する市営球場の使用料も減免規定が難しくてつくれないので、年間約二、三十万円かかっている部分があります。現行ではその少年少女に属したチームの長は、教育長ではなくて市長でありますので、こういったクラブチームの支援、活動場所を市長はどのようにお考えなのか、お伺いいたします。

◎市長(内野優) 基本的には、今回、体育協会がスポーツ協会になりました。そういった中では、名前だけ変わったのではなくて、様々な多様化したものに対して総括的な組織にしていくということも1つあるのではないかと思います。
 そのときに、例えば少年少女の野球とサッカーは恵まれているわけです。なぜかというと、小学校は13校ありますから、交代交代で使っているのですね。ところが、中学校はというと、中学校は校庭がありますが、恵まれていない海老名中学校があります。校庭が狭いという関係であります。そういった部分では、今後、考え方において、そういった練習場所について確保していくということは、ある程度、それを今後どう考えていくかという問題があります。
 1つだけ大きな問題があって、いろいろな論点があります。例えば野球協会の人と話すと、こう言います。議員さんも言っていましたが、海老名の野球場を、甲子園の予選会をやるような球場にしてくれという話があります。はっきり言って、それには数十億円かかります。では、数十億円だったら、海老名には田んぼがいっぱいあるわけですから、田んぼを1反か、1反では無理ですが、4反借りてやって、埋め立てて、そこを練習場所にしてやったら何十年、100年以上借りられるという形も言えます。

だから、そこにおいて様々な考え方があるのですが、海老名が今後、施設の運動公園にしても、小さな公園にしてもそうですが、後ほど再質問があると思いますが、公園そのものの考え方もそうなんですね。公園は小さなお子さんが遊ぶ、ぶらんこがあって、滑り台がある。これが公園の認識だったわけです。ところが今、高齢者福祉で、誰もいないという声もある。だから、そういったところについてはしっかりとやっていく、どうしていくかという再編計画を今つくっている。そういった再編計画の中で原資を生んだものについて、そういった広場的なものをつくっていくという形も必要だと思います。
 例えばの話、中学校もそうですが、小学校の広いところに、中学校には夜間照明がありますが、小学校にはありません。だけど、今小などはグラウンドがすごく広いのですね。夜間照明をやれば夜間練習場所としてできるではないですか。そういったことも1つの考え方なのですよね。
 だから、今あるそれぞれの公共施設をどうやって活用して、どういった再編をするかによって、その場所の確保はできていくと思っています。
 そういった面では、中体連は学校のほうですが、私どもは、少年少女、あるいは中学生のクラブ化している問題について、やはりスポーツ協会と協議をしながらやっていく。そのときに、意外と難しい面があるわけですよ。少年野球から中学へ行くのはよいのですが、中学になるとなかなか難しいですよね。中体連とクラブがどうなる、硬式を認めないとか、いろいろありますから、そういうことは抜きにして、海老名の子どもたちが生き生きと、将来に向かって夢を描いてできるような環境づくりは絶対に必要だという認識を持っていますので、そういった方向でありますので、どうか永井議員も野球協会でありますから、できるだけ運動公園を……。

私は何度も言うけれども、甲子園の予選会のために10億円を使うのはもったいないと思っているんですよ。海老高か有高が全国大会へ行く、甲子園の大会へ行くと言うならオーケーですよ。ほかのを呼んでも、何のために何円使ったのと。それだったらもっと使いやすい、子どもたちができる場所をどんどんつくっていったほうがよいのではないかというのが私の考え方で、これは組織上、トップであっても、担当のほうでは、やはり直したいと。そこをどうやってすり合わせていくか、その辺も、あまり圧力団体にならないように、よろしくお願いしたいと思います。
 以上です。


◆(永井浩介 議員) 後ろの席の方も、すごくうなずいておりましたが、もちろん文化スポーツ課のほうで出した野球場の改修は、コロナ禍で、今、財政状況も厳しいですし、それは経済効果という観点もあるので、ちょっとそれは分けて考えていただいて、コロナ禍が落ち着いて、財源的に落ち着いたらまた考えていただきたいと思いますので、また時期が来たら、それを分けて質問をさせていただきますので。
 今の土地について、市長も教育長も、子どもたちの夢を応援したいということで、様々なテクニック論、本当にこのテクニック論を市民協働部のほうで、例えば運動公園だったりの減免規定をつくるのに、本当に大変だと思います。まずはその少年少女の再編とか、スポーツ協会の中で、では、どうやってそのスキームをつくっていくのか、では、子どもに特化していくのかとかという部分もあると思いますので、これは市長も教育長も両トップが応援したいということを示されたので、ぜひともそのテクニックを皆さんで考えていっていただきたいなと思いますが、今、市長もおっしゃいました部分、市内に子どもたちがさらにスポーツができる環境をつくっていく。

これは民間だけでするのではなくて、行政も今、小学校の校庭を、夜間の照明をつけて使っていいよみたいなこともありましたが、これも様々な壁があると思いますが、行政のほうでも様々な手法を考えていっていただきたいと思いますし、この今のご時世で、新たに市が土地を購入するということは厳しいのかなと思います。
 市長もおっしゃいましたように、農地でも、例えば固定資産税分の賃借料で貸すよと言ってくださる地権者の方もいらっしゃいます。その土地を借りて、整地して、ネットだけつけるというような形もあると思いますが、そこで1点引っかかってくることが、公共施設再編(適正化)計画があります。これはどちらかといえば、将来的に公共施設を減らしていきましょうよ、統合していきましょうよというようなことがメインだと思いますが、その中で、公園に特化して、例えば大阪の泉大津市など、他市でも、今改めて、この公園に特化した形で、マスタープランみたいな形で計画をつくって、公園は独自に計画を練り直して、もちろん今のコロナの財源のために、利用の少ない公園は、私もできる限り理解を得た上で売却をして財源をつくっていくという方向を進めていっていただきたいなと思いますが、これに対しても、その根拠計画みたいなことも必要だと思いますし、その進めていく上で、公園のその計画をつくっていく上で、スポーツ環境ということも含めて計画をつくっていっていただきたいと思いますが、この公園に特化した計画ということに対しての市の見解を伺います。

◎まちづくり部長(谷澤康徳) 公園の集約や再編ということでございますが、やはり人口減少だとか少子高齢社会の進展は進んでいる、人口減少についてはこれからということですが、さらにここでコロナ禍の影響もあると。また、厳しい財政状況も加わってきていると。こういう中で、公園の集約や再編ということは、やはりちょっと必要になってくるのかなと考えてございますし、これまでも、緑の基本計画の中でも位置づけているというところです。
 今後の公園運営とか整備再編に当たりましては、特別な理由がある場合を除いた場合というのですか、そういったときに適用できる、今おっしゃったようなマスタープランのようなものが必要かと考えてございます。実際、現在、研究を始めておりまして、今後庁内でも検討を進めていきたいと思っております。
 それから、公園をある程度特化してという、まあ、再編の中でそういう特化というところをやっていくかというところですが、ベーシックな考え方として、今ある公園は、街区公園とか近隣公園ですが、そういったものは小さいお子さんから高齢者の方までということを基本として、いろいろな方が使っていただくというような形になってございますので、それを何か、例えばスポーツに特化させるとなると、やはりその利用者のニーズだとか、もし特化した場合に、その後、継続的に使われるのかとか、あとはまた特化するに当たっては、周辺の状況、住宅地がどこまで貼り付いているとか、いろいろな条件があると思いますので、そういった点も含めて整理をしていきたいと考えてございます。

◆(永井浩介 議員) これも要望というか、私の願いというか、理想郷をちょっと語らせていただくと、今、街区公園でも、ボール遊び禁止、海老名市と書いてありますが、条例上はボール遊びを禁止していないと。そのときの自治会で要望として上がってきたものに対して、海老名市がその看板を貼り付けているという部分があります。
 これも、一度整理をして考えていっていただきたいなと。先ほど答弁でも、硬いボールだったり硬いバットで、小さい街区公園で、高齢者がいる中で野球をする子なんていないと思うんですよ。もちろん節度を持って、できることはやっていく。これは改めて市として考えていっていただきたいなと思いますし、これはちょっと通告外になるので質問いたしませんが、時間がないのでやめます。