文教社会常任委員会の視察2日目は福岡県久留米市に移動をし、生活困窮者自立支援制度と自殺対策の二本立ての視察でした。
①自立支援事業
②住居確保給付金
③就労訓練事業
と任意事業である
④子供の学習支援事業
⑤家計相談支援事業
⑥就労準備支援事業
⑦一時生活支援事業
支援の入り口は昨年度までは生活保護の相談後のつなぎが多かった(海老名市も)今年度から⑤家計相談支援事業を実施したことから徴収部門、特に健康保健課からのつなぎが増えているようです。
徴収部門は困窮状態だからこそ払えないという可能性が高いという観点での連携強化は、なるほどと感じました。これにより、徴収率も向上が計られるようです。
また困窮家庭の学習支援について。(海老名市は未実施)
ターゲットは中学校3年がメインとのこと。
正直、最初は「遅くないか?」と感じました。しかしヒアリングを続けていくうちに、その背景も分かりました。
要は高校進学など卒業後の子供との繋ぎを果たす役割もあるようです。
もちろん学習支援もやられていますが、卒業後の高校中退やニート対策の部分で、社会福祉士と連携をし、家庭支援の要素も強いようです。
海老名市でも現行体制だと中学校卒業後は関係が断ち消える部分もあります。そこをフォローする、貧困の連鎖を断ち切るという発想は参考になりました。
自殺対策について。
他市でもやられている啓発事業も展開しておりますが、何より突き抜けているのが医師会が一丸となって、うつ病対策として内科などのかかりつけ医と精神科医が連携が計られていること。協議会等の参加への報酬も出しているようです。
他市でもやられている啓発事業も展開しておりますが、何より突き抜けているのが医師会が一丸となって、うつ病対策として内科などのかかりつけ医と精神科医が連携が計られていること。協議会等の参加への報酬も出しているようです。
この地の保守分裂選挙も気になりますが、小池都知事の就任に伴う補選も若狭候補に勝って頂きたいと思いますし、何よりも同志の豊島区議や練馬区議の離党勧告の解消を都連には期待をしたいと思います。
明日は春日市のコミュニティスクールを視察し、海老名市に戻ります。