集団的自衛権について、ちょっと熱が冷めて来た感がありますが、反対を表明している中国は、自国の国防の必要性の機運を高めています。

憲法の前文でもある「平和を愛する諸国民」。
もちろん、向こうがやってるから!とか単純なことでは無く、この諸外国(特に近隣国)が日本と同じ理念を持って軍事費を上げずに、尖閣や沖縄、サイバー攻撃などをしなければ、日本も現体制で良いのでは?と思いますが、現実的な事を考えると自衛の為にどうするかを考え、粛々と準備をしなければならないのでしょうか…
photo:01



ちなみに…
何故、都知事が外交に関して取り組むのか?
不安でしかありません。
東京都の事をやって下さい。

中国メディア、国防力の増強訴える 日清戦争120年で
2014年07月26日01時53分
 日清戦争の豊島沖海戦から120年を迎えた25日、中国海軍は日本海軍に敗れた北洋艦隊ゆかりの島で記念式典を開催した。中国主要メディアは一斉に社説や特番を組み、苦難の歴史を繰り返さぬためには官僚の腐敗撲滅や国防力の増強が必要だと訴えた。
 日清戦争(中国では甲午戦争)は、日本と中国(当時は清)が朝鮮半島の支配を巡って争った。敗れた清は日本に遼東半島や台湾などを割譲。中国の半植民地化が進んだ。
 国営新華社通信によると、中国海軍の北海艦隊は25日、かつて北洋艦隊の拠点が置かれ隊員の慰霊碑などがある山東省威海市の劉公島で記念式典を開催。隊員らが「痛切な教訓をくみ取り、歴史を繰り返させはしない」などと誓った。
 共産党機関紙の人民日報はこの日の論評で「甲午戦争の失敗の内因は、清末の腐敗しきった制度と官僚だった」と指摘。「勝敗を分けるのは海戦。沿岸警護しか知らない海軍が、大海制覇の野心に満ちた海軍に惨敗するのは当然だ」も主張し、「反腐敗」や「海洋強国」を掲げる習近平(シーチンピン)指導部の政策の正当性をアピールした。
 一方、安倍晋三政権による集団的自衛権の容認などを批判し「日本も歴史の失敗から教訓をくみ取るべきだ」(新京報)などとする論調も目立った。中国史学会の張海鵬会長は「かつて甲午戦争を記念するのは国運が傾いた理由を自省することに力点が置かれたが、中日の対立が深まる中で意味合いが広がってきた」と話す。(北京=林望)



iPhoneからの投稿