子宮頸がんワクチンについて。
今日もNHKなどでも利益相反に対して報道がされています。
月末に厚労省の部会で判断がくだされそうですが…

また鎌倉市はアンケート調査を公表したようです。
45%に体調変化があったとありますが、冷静に考えても回収率が50%とすれば、何も無かったから出さなかった家庭もあるでしょうから、全体の割合は低くはなるでしょうが、それでも高すぎです。

また一番不安なのは将来の事。
アジュバントについて。

どちらにせよ救済体制を早く構築して欲しいと切に願いますし、憤りを感じます。



製薬会社社員、所属示さず論文 子宮頸がんワクチン
医療・健康 2013/12/11 18:00【共同通信】
 子宮頸(けい)がんワクチンを製造販売する製薬大手「グラクソ・スミスクライン社」は11日、同ワクチンの費用対効果を分析する論文を、元社員が身分を明かさず、非常勤講師だった大学の肩書で執筆していたことを明らかにした。

 論文は、厚生労働省の委員会の資料になり、ワクチンを公的な助成のある国の定期接種の対象とする根拠の一つになった。高血圧治療薬「ディオバン」の論文データ改ざん問題同様、製薬企業の姿勢が改めて問われる。

 論文は2009年9月に発表された「若年女性の健康を考える子宮頸がん予防ワクチン接種の意義と課題」。12歳の女子約59万人にワクチンを接種すると、20~30歳代になった時に医療費などが約12億円減ると分析した。当時、元社員は同社で、医薬品の費用対効果を評価する部署の課長だったが、非常勤講師をしていた東京女子医大の肩書で発表された。元社員は10年6月に退社し、現在は別の大学の准教授をしている。

 同社は「当時は論文を発表する際の社内的なルールがなかったが、現在の規定に照らし合わせると適切ではなかった。分析の基になったデータはすべて公開されており、内容には問題がない」と話している。

 厚労省結核感染症課は「事実関係を確認している」としている。



子宮頸がんワクチンで体調変化、45%…鎌倉市

 神奈川県鎌倉市は11日、市内で子宮頸(けい)がんワクチンを接種した市内の小学6年~高校1年の女子生徒3060人を対象に、体調変化の有無について調べた結果を発表した。

 回答した1795人のうち、818人(45・6%)に体調変化があり、11人が症状が継続している実態が明らかになった。

 調査対象は2010年9月~今年8月に、任意もしくは定期でワクチンを接種した女子生徒。10月に調査表を郵送し、11月22日までに回収した1795人分について、11日の市議会委員会で結果を公表した。

 体調変化があったと回答したのは818人。このうち、1回目の接種後は15人、2回目は51人、3回目は752人だった。症状(重複回答)は、接種部位の「痛み・かゆみ」が659人で一番多く、「腫れ・赤み」493人、「だるさ・疲労感・脱力感」162人と続いた。

(2013年12月11日 読売新聞)


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