遅くなりましたが、九月議会の一般質問の報告です。

今定例会で取り上げたのは三つの質問。一つずつ紹介します。

1.26年度以降の住宅施策について(三世代同居・近居策について)


平成23年度から三年の時限的な住宅施策として始まった「住宅リフォーム補助金」。

定住促進や地域経済活性化など、市民からも市内業者からも喜びの声を耳にし、有効な施策だったと思います。

質問では先ずは
「経済効果はどうだったのか?」
「来年度以降はどうするのか?」
と聞いたところ、

「事業は今年度で終了で、経済効果は約20億円だった」と。

私は選挙の時にも掲げていて、以前も議会でも取り上げている「三世代同居」を来年度以降、海老名市の住宅施策に導入し、海老名市としての「これからの海老名の街はこうしていきたい!」といった意思表示すべきであると考えています。

その簡単なメリットとしては、各世代の支え合い、先人からの知恵の継承、子供達の教育の面でも良い事、女性の就業率も上がる事、また高齢者の要介護認定率も下がる事などがあり、今後、高齢化が進むに連れ、扶助費の抑制にも繋がる事など、

この提案に対して、市は

「戦後以降の経済成長の中、核家族化が進み、そういった事も希薄になっており、また若い世代を呼び込む手段としても、議員提案の『三世代同居・親元近居策』は有効であると認識している。他市の事例も参考に検討を進めていきたい。」

との答弁!!


しかしながら私もこれには課題があります。

例えば「親に介護をしようと」考えた方が一緒に暮らしやた場合、世帯収入が上がるので介護保険料が上がってしまったり、待機児童がいる家庭がおじいちゃん・おばあちゃんに保育をして貰うために近くに住もうとなっても、海老名市の場合、待機児童一人解消するのに約100万の税金が使われるので、自分達で頑張ろうとしているのに税金の恩恵を受けれなくなると言ったケースが想定されます。
前者の場合は手法や今後の国の介護保険制度の見直しに注視するとしても、私はこれからこの制度を使い、頑張ろうとしている方々に対して応援資金みたいな制度を作るべきと考えるが市長は、どう考えるか?

市長「今後20年30年のスパンで海老名の街をどうするのか?この部分にも関わってくるので今後も様々な先進事例を研究し、また議員も様々なところに行ったりするので、今後も提案して欲しい」

との回答でした。

先ずは来年度の予算が上がってくるのが楽しみです!!

この施策、スタートラインには立てました!



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