怒られる事、批判を覚悟でこのブログを書きます。

新聞を含めた報道で「自民党圧勝!」とありますが、客観的に分析された方のデータを見ると全くそうではありません。

43.5%。

自民党は前回4年前の都議選の得票数より若干増えただけであり(これだけ内閣支持率が高いのに)、また共産党の議席が倍増した摩訶不思議。

これも前回に比べ共産党の得票数は下げているが、投票率が約10%下がった為に最下位の当選ラインが下がった為に元々共産党が持っている組織票で当選が可能になっただけである。

現職のAさん(民主党)の評判が最悪で、Aさんが持っていた票をBさん(維新)とCさん(みんな)という新人が取りに行き、投票率が低い中、三人に票が割れ、いつも当選ライン、ギリギリだったDさん(共産党)が受かったという現象。

今、ネット選挙だったりが話題になっていますが、今回の都議選は残念ながら組織票が中心の選挙になりました。


現職の僕が言ってはならない事ですが、このまま投票率が減り続けると「国民・市民の代表です」では無く「組織の代表です」になってしまいます。(しかも組織にはしがらみが付き物です)
その組織の為に動くのが結果的に国民・市民の為になれば良いが、既得権益の為に動く政治をしてはなりません。

また特に若い世代。
都議選の世代別投票率の結果確認してませんが、低い投票率の20代・30代の若い世代。
少子高齢化社会の中で、ただでさえ絶対数が少ない若い世代の投票率が少ないと、極端な話「子育て世代の為に働きます!」とだけ訴える候補者は勝てません。(こんな候補者はいないと思いますが)

政治は身近な事を決めるモノです。
良く言いますが、
「無関心であっても無関係では無いんです」

海老名市議会でも「開かれた議会」を目指してやっていますが、今回の結果を教訓に、自民党を含め政治に関わっている人、報道に関わっている人がより危機感を持ち、一丸となって本気で取り組まなければならない課題だと思います。

僕も若い世代の代表として気持ちを新たに根本的な所から考え、取り組んでいきます。

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