領土問題は国民の関心も高まって来ております。
しかしながら私も議会で取り上げましたが、この国民の無関心と言っても過言ではないのも現実なんです。
教育では領土知識は学習指導要領にも定められておりますが、教科書会社によって記述内容がバラバラであり、竹島や尖閣諸島などは近隣諸国に配慮をしているのか、日本の正当性すら書いてない会社もあります。
また私の学生時代などでは北方領土の事しか領土問題を教えられた記憶はありません。

第一次安部政権時に改正した教育基本法。

それを着実に落とし込めるように近隣諸国条項などを取っ払い、関連施策の整理も行って頂きたいです。
根が深い問題です…



尖閣、北方領土、竹島…国境、大人でも正解1割未満 日本JC調査
2013.1.5 22:32(産経新聞)


北方領土と尖閣諸島、竹島周辺の地図上に、わが国の国境を正しく描けた大人は1割にも満たないことが5日、「日本青年会議所」(日本JC)が行った調査で分かった。一昨年の高校生への同じ調査で、ほとんどの生徒が国境を正しく描けなかったことを踏まえ、調査対象を大人にも広げて調べていた。結果について日本JCは「国民全体の領土問題に対する関心の低さを払拭していく取り組みが必要だ」と警鐘を鳴らしている。

 調査は昨年1月から11月にかけて全国50カ所で行われた領土・領海に関する啓発イベントで実施。北方領土と竹島、尖閣諸島周辺が描かれた地図3枚を示し、国境を実際に書き入れてもらった。サンプル数は5616人、平均年齢は44・4歳だった。

 その結果、北方領土など周辺の国境を正しく書き入れることができたのは19・8%。竹島など周辺の国境線の正答率は20・8%で、尖閣諸島の周辺の国境について正答した者は29・4%。全問正解者は9・8%にとどまった。

 日本JCでは平成23年7月、高校生約400人を対象に同じ形式の調査を実施。全問正解者は2%に満たないという結果が出ていた。

 今回の調査結果について、日本JCは「高校生の国境に対する理解が浅い背景には、国民全体の無関心に一因があるのだろう」と指摘。その上で、「領土への国民の正しい理解は、領土問題における全ての前提となるだけに非常に危惧している。国民への地道な周知策が必要なことはいうまでもないが、特に学校教育では近隣諸国の反発を嫌って遠慮しがちになっている領土教育の充実を図る必要があるだろう」としている。



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