昨日から愛媛の松山で行われている全国市議会議長会に来ています。
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全国の市議会から約3000人が参加。

元総務大臣の片山善博氏の講演では知事時代の経験も踏まえて「地方自治で一番重要なのは教育である」と。
根幹の部分は市町村で出来る仕組みになっている。
議会の責任は大きく2つの責任があり、
一.経営陣(教育委員)がこの顔触れが良いのか?
二.現場の課題を把握して適宜是正を求めているか?

少なからず教育委員を選任同意する時に、本人を呼んでどういう理念を持って何がしたいのか聞くべきである。
また報酬が低いからそこまで働かせる事が出来ないのなら報酬を上げればいい。
国や県が制度を作っても実践をするのは市町村です。また制度が無かったりしても、自治体独自で教員の加配、専門家の配置をすれば良い。

これは私が海老名市議会でやろうとしている事が間違いでは無かったと改めて思いました。
議会は教育に立ち入ってはならないような空気がありました。しかし、教育基本法が改正され、問題が多くなった今、議会がきちんと教育にも取り組まなければなりません。

第二部では地方議会における政策形成の在り方について、今日は南相馬市、名取市、陸前高田市の議長達による大震災における議会の役割を報告を交えての講演です。
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震災に備え、自治体は条例整備を踏まえてどうすべきか?マニュアルを作るのは必要だが中身が大事。
明治大学名誉教授・日本自治体危機管理学会会長の中邨氏からは事前準備として
1.啓蒙活動と教育
2.図上訓練
3.議会版BCPの作成
をしなければならない。
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この図からも見て取れるように、我が国は公助に頼っていますが、自助の必要性を講演されております。
学びを海老名でも活かしたいと思います。


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