先日行われた一般質問の内容を紹介したいと思います。文章は質問の要約です。


・3世代同居について
我が国は戦後、核家族化、個人主義を進めてきた、それによりメリットもあったがデメリットの方が大きかったのではないでしょうか?
「自分さえ良ければ」という考えの元、自助、共助、公助のバランスがおかしくなっております。
行政は保育園、福祉事業など様々な施策を打っている中、この仕組みは家族で保育、介護をしている頑張っている方々には関係の薄いサービスであり、格差も生じている。
また三世代同居率の高い福井県の事例を見ると子供の学力も高く、女性の就業率、共働き率も高いといったデータもあり、要介護認定率も低下するといったデータもあり膨大化する福祉予算の抑制にもなると思います。
また親としての模範が近くにいる事で、親学、虐待や育児放棄の抑制にも繋がる。
もちろん嫁、姑問題もあるが、近居も視野に、高齢化してる地元地域の空き家対策としても進めるべきでは?と質問を致しました。
市としても難しさもあるが他市の事例も研究しながら検討していくとの答弁。補助などの形で1番良い形を私も研究しながら今後も取り組んでいきます。

・防災アプリについて
スマートフォンを各社進めており、シェア率も高まっている。
市も防災マップの見直しを今年度しているが、防災マップを市民が持ち歩いているかというと厳しい現状がある。
震災時はインターネット回線が繋がらない可能性が高い。なので、市の防災マップをアプリとして作成して、市民にダウンロードして貰い、震災時に活用してもらうべきでは?と質問したところ、市も作成に向け検討していくとの答弁。昨日地元のドコモショップと話したところ、仮に市で作った場合、店頭でお客さまに薦め、協力をしたいと言ってくれました。

・小、中学校における国旗、国歌斉唱
本来、このような質問はしたくありませんでした。
当たり前の事を当たり前にやる。しかし現実として、市民から斉唱しない先生がいると声があり質問しました。
悲しいですね…
教育基本法、学習指導要領に基づいた教育をして頂かなければなりません。
この問題は根深いです。
あらゆる角度で取り組みたいと思います。

・食育について。
「弁当の日」を実施する方向性で検討して貰えないかと質問しました。
これを実施した竹下和男先生の著書を教育長にも読んで貰い、共通認識の中で議論を致しました。
これは親は手伝わずに子供だけで、買い出し、調理片付けを行う取り組みです。食育の観点とは別に他国に比べ、極端に自分に自信が持てない子供が増えている中、達成感、自信、競争心にも繋がると聞きます。
保護者、先生の理解が無いと出来ない取り組みですので、先ず第一歩として教育委員会主導で竹下先生だったりを講師に招き、校長会、市P連など皆で講演会で勉強しないかと要望を致しました。
実施の際は1人でも多くの方に来て頂きたいと思います。
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