今日は9時から河北新報社の矢野さんにお越し頂き、震災後、各自治体、議会を見てきた記者の目線でのお話を頂きました。
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震災時、各議会の多くは予算審議の会期中であった。直後に議長による暫時休憩も、延会宣言も出ずに対応に当たった。
議場である役所が流されたりで機能しないために次年度予算をどうするのかが課題となり、首長による暫定予算を通すのか、青空議会でやるのか自治体により差が出たみたいです。
ここで課題なったのが「議会の役割」

行政とは別に議会が災害対策本部的な機能を持つチームを作る条例を作り、現場に救援に行くと定めた議会もあったが、ここで問題となるのが、住民と議員が同じ作業をしてても議員の場合、怪我をしたら公務災害として金が出てしまう。もちろんそんな金が欲しくて行動する議員など一人もいない、だったら個人として行動すべきではなかったのか。特別委員会で対応すべきであるとの見解でした。

昨日の20km圏内の視察でも感じましたが、まだ復興は何も始まっていない地域もあります。
しかし、やる事、準備出来る事もやらず、そして自分の認識の甘さを痛感致しました。
議会でも準備しておく条例はまだまだあります。
そしてお話の中でも関西広域連合の支援は大変機能をした、今後は各自治体が地域の特性を補完した防災協定等を作り有事の為の準備段階、そして自治体としての相乗効果を狙い都市間交流を進化させていくべきだと提言を頂きました。
海老名市においても北海道の登別市、宮城県白石市と姉妹都市としての交流を持っていますが、同行している仲間の南出議員の泉大津市は14市+1町と協定を結んでいます。
これも検討課題ですね。
他にも様々な課題の提言を頂きましたが持ち帰り、皆で協議したいと思います。


これから米沢市に向かいます。
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米沢では山形大学有機ELセンターから説明を、そしてまた米沢市教育委員会の説明を受けた後に道徳教育の学校視察を行います。

今日は夕方から米沢キャラバンです!





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