昨日(平成28年12月25日)の日本経済新聞の記事です。
コンビニチェーン最大手のセブンイレブンの店舗の数が2万店に迫ったととのことです。
歯科医としてこの記事を読み、世間でよく言われています「歯医者はコンビニより多い」ということに反応させて頂きます。
2018年2月期で1700店を出店し閉鎖店舗を除くと900店の増店となると書かれています。
つまり約1700店出店し、約800店は閉鎖するということです。
実に約47%の店舗が撤退する計算になります。
歯科医院の場合は経営形態が個人事業の場合が多く実態を把握するのが難しいのが現実です。
しかし、個人的には100人ぐらいの同級生のほぼ全員は歯科医として歯科医院を経営する中、不幸にして亡くなられて方等を除けば全員が何とかそれなりに歯科医院を経営して生計を維持しています。
個人的には経営が上手くいかずに歯科医院を閉鎖したという話は1人も聞いたことがありません。
つまり歯科医として歯科医院経営を持続することはほぼ100%に近いと考えています。
結論をまとめますと、転廃業率からみますとと歯科医院とコンビニとに数の上での相関性はまったく無しというのが私の考えです。
歯科医院とコンビニを数の上から判断し、歯科医院数は多いという新聞や雑誌のライターや経営コンサルタント等は、この実態をよく分かっていないと考えます。
もっと言えば、
知っているなら詐欺師?
知らないなら情報収集力の欠如に伴う経営能力無し?
と判断しています。