中指・薬指・小指の3指を軽くまるめ、その中指を土台に、親指・人差し指の2指で軽く掴んだ鉛筆を乗せて、中指・人差し指・親指の3指で鉛筆を動かし文字を書く。



これが鉛筆の持ち方の基本です。



3~4人に1人くらいでしょうか(もっとかもしれません)鉛筆が正しく持てない生徒がいます。








親指を立てるように鉛筆の上に置き、その下の鉛筆を、人差し指・中指の2指で、まるでクリップが動くが如く、押さえ込むようにして鉛筆を動かし文字を書くーーー

鉛筆の持ち方で、意外と重要なのが、握るということです。中指・薬指・小指の3指が握ることが出来るかが、鉛筆の持ち方に関わります。






そんな話を聞いたことがあります。


乳児期の、ハイハイの期間が短いことが原因として大きいのだそうです。


最近の赤ちゃんは、ハイハイ期が短いのだそうです。本来の手先指先の運動発達が十分でない、そんなところが、鉛筆の持ち方に関わってくるそうです。






そろばんの計算においては、中指・薬指・小指の3指で、小指側を芯先にして鉛筆を握ったまま、親指・人差し指でそろばんを弾き、解答時に握り替えて答えを書きます。


この握り替えも、他方の手で補助する事なく、片手のみで行います。


この『にぎる』という動作ができない(中指・薬指・小指の3指で握れないから、指を丸めて薬指・小指で引っ掛けるように鉛筆を持つ。)生徒は、いつも一定数いるものです。


3つの指で握りなさいと言うと、その場では握ろうとします。


でも、続かない、、、、字を書く時の鉛筆の持ち方が正しくないと、素早く正確に書くことは出来ません。そろばん上級位では特に、鉛筆の持ち方の得手不得手は、1分1秒を争う世界となると、その出来栄えに、少なからず影響してしまいます。





ハイハイ期が短かったとするなら、


もしかしたら、腰をかがめて、両手で端から端まで廊下を雑巾掛けや、足をもってもらって手押し車とか、手のひら、指先に荷重がかかり、重心が変化する動作を日常的に多用する心がけが、あってもいいのかもしれません。遊びとして、楽しく出来たらいいかと思いますが、、、








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