No.394
令和4年6月9日(木)晴れ時々曇り
6月に入り
今週は比較的過ごしやすい気候でしたが
今日は少し暑くなるようです。
関東はもう梅雨入りしたようですが
関西はもうすぐのようで
ジメジメした嫌な季節の到来も
もうすぐです。(ー_ー)
今回は本のご紹介です。
『THE CATARYST』
一瞬で人の心が変わる 伝え方の技術
著者は
ジョーナ・バーガーさん
ペンシルベニア大学ウォートン校
マーケティング教授
行動変化、社会的影響、口コミ、
製品やアイデア、
態度が流行する理由を
専門に研究されています。
翻訳は
桜田 直美(さくらだ なおみ)さん
本書は
人が自ら進んで
「考え」と「行動」を変えてくれる
新たなコミュニケーション方法が
書かれています。(^^)
私は基本的に
海外の本を日本語に訳したものを
読むのが苦手です。(T_T)
もちろん
原文で読める程の学力もありませんので
訳したものを読むしかありませんが、、、
小説なら
登場人物の名前を覚えられませんので
なかなか先に進みません。(T_T)
地名も歴史も宗教観も
理解してませんので、、、 (ー_ー)
しかし本書は
私レベルの学力でも
まだ比較的に
読みやすい本です。
所々、
読みにくい部分もありましたが
興味深い内容が多々ありました。(^^)
本書タイトルの
『THE CATARYST』
”カタリスト”と読み
”触媒”を意味するそうです。
タイトルからして
読みにくそうな感じ (ー_ー)
目次を見ると
第1章 心理的リアクタンス
相手に自分で自分を説得させる方法
第2章 保有効果
行動を起こさないことのリスクを
相手に気づかせる方法
第3章 心理的距離
小さなお願いから始めて
相手の考えを変える方法
第4章 不確実性
心理的ハードルを下げて
購買に誘導する方法
第5章 補強証拠
証拠を重ねて相手の心を動かす方法
はい!
又、でました! (^^)
「心理的リアクタンス」
心理学の用語で
「何かを選択する自由が
外部から脅かせた時に生じる、
自由を取り戻そうとする反発作用」
という意味で
自由が奪われた、
あるいは
奪われそうになった時に生まれる
不快な状態
を言うそうです。
本書のタイトルにある
一瞬で人の心が変わる 伝え方の技術
この本では、
考えを変える方法と、
行動を変える方法の
両方を見ていき、
変化の触媒になる方法が
書かれています。
人の考え方を変えて動いてもらうには
行動を促すように語るのではなく、
行動の障害となっている問題を
回避したり、
取り除くように伝えるのが重要
という感じです。(^^)
著者の考え方だけを
書いているのではなく
章ごとに
様々なケーススタディが
解説されていて
理解しやすいと思います。
ケーススタディとして
人種差別的な過激な思想を変える方法や
選挙活動、上司の考え、
消費者の行動等を変える方法が
あげられています。
すぐに応用できそうな
考え方や内容が載っていますので
誰が読んでも
参考になると思います。
実はこの本、
一年ぐらい前に購入して
ずっと積読状態で
やっと読了しました。(^^)
何度も読み直したい本です。
変わって欲しいなら
圧力をかけるのではなく、
障害を取り除く。(^^)
いつも長原整骨院のブログを
ご覧いただきまして
ありがとうございます。m(_ _)m