当院の待合室には色々な本を置いています。
ちょっとした書斎をイメージしています。
ある本を読んだのがきっかけです。
その本とは
喜多川泰さんの 「書斎の鍵」
あらすじを少し紹介すると
2055年 東京
突然の訃報。
生前、親交が薄れていた父が、
医療器メーカーに勤める浩平に残した遺産
それは、鍵がかかったままの「書斎」だった・・・・。
内容も少しだけ、ネタバレしない程度に
一日の仕事を終え、家に帰ってくる。
疲れた身体を癒すためには、お風呂に入ることでしょう。
お風呂に入ると、
一日の身体の汚れが落ちるのはもちろん、
精神的にもリフレッシュできます。
(中略)
それでは心はどうでしょう。
人間は一日生きると、
否応なくいろいろな出来事や情報にさらされます。
待ちですれ違う人、
電車でたまたま隣に座り合わせる人
会社の上司や同僚、部下、顧客
新聞、テレビやインターネットのニュース ・・・・・・・・・・
(中略)
その情報のほとんどを、
無意識のうちにキャッチしています。
(中略)
僕たちは気づかないうちに、
心にもいろいろな汚れをくっつけて帰ってきているのです。
心のお風呂とは「書斎」
一日生きると身体は汚れる
一日生きると心も汚れる。
ちなみに自作の帯が
多くの人が「本を読むと良いよ!」と言うが
「何故?」と聞いても 納得できる「答え」は
中々返ってこない。
”読書”の意義・重要性が
よく理解できます。
読書が好きな人も! そうじゃない人も!
以前、治療器を置いていたスペース
(Befor)
(After)
当院の心のお風呂
小さいですが
一度、見に来ませんか? (^-^)