冬バテやストレス、環境の変化からくる身体の不調とその原因
冬になると日照時間が短くなり、自然と体内時計が乱れます。
日照時間が短くなることが原因で、体調を崩す方が多く見られます
人は、日に浴びることで、ビタミンDを生成します。しかし、当たりすぎは酸化に繋がり、皮膚がんなどの原因になります。さらに酸化は、体内で活性酸素を作り、シミやシワの原因にも
ですが、日に当たりすぎないことも原因です。骨がスカスカになり弱くなった骨は、骨粗しょう症に繋がります
普段の食事に、キノコや魚を取り入れて、ビタミンDを補いましょう。
ここ最近は、気温も下がり、朝方はうす暗いせいで目覚めも悪く、寒い日が増えてきました。
朝ベッドから出られない方も多いのではないでしょうか?
寒いだけが理由ではなく、「腰が痛くて起き上がれない」という方はいませんか?
コロナ禍になったことで始まった、リモートワークや日々のお仕事で座っている時間が長いデスクワークが原因であることが多いです。
座っている時間が長い=運動時間が短いということなのです。
さらに、腰にある椎間板に負荷をかけているのは、意外にも立っているときよりも座っているときなんです。
普段、座っているときの姿勢は意識していますか?
どれだけ姿勢よく座っていても時間が経つと、疲れも出始め自然と背中も丸まり腰に負荷がかかる状態に。前かがみといった姿勢は椎間板への負荷を強めてしまいます。これが毎日続くことで「腰椎椎間板ヘルニア」に繋がってしまうことも。
そのため座っている時間が長い人ほど、腰を痛めるリスクも高いのです
椅子にクッションをおく、休憩をこまめに取るなど、ご自身で出来るケアをしながら、腰に負荷をかけないようにしましょう。
・寒暖差疲労
寒暖差疲労とは、気温の差が激しい為、自律神経が乱れてしまい身体が疲れてしまうことを言います。
段々と秋も深まり、寒暖差も激しい季節になってきました。
人は体温調整する時に、自律神経を使います。血管を収縮させて硬くすることで体温を上昇させ、汗をかくことで体温を低下させます。それが何度も体内で行われることにより、身体が疲労してしまいます。
暖かい室内から朝、出勤時に寒い外へ出るといった毎朝の行動も身体に疲れを溜め込む原因に。人の身体は、室内と外で5度以上の寒暖差があると、疲労が出やすいです。
そして、疲労が溜まった身体は免疫力が下がり、風邪や身体の不調に繋がります
・寒暖差疲労の症状
主に、肩凝り、頭痛、めまい、不眠、下痢、便秘、冷え、むくみ などがあげられます
寒暖差疲労と密接な関係をもつ自律神経。ストレスを溜め込まないことが最も重要です。
コロナ化になり、慣れないリモートワークやずっと家にこもる生活で、ストレスが気が付かないうちに溜まってしまっている方も多いのではないでしょうか
仕事がお休みの日は、外出をして外の空気を吸いに行く時間を作るなど、趣味に時間を作りストレスを発散することが大切です
寒暖差で身体を疲れさせないためには、自身で体温調整ができることが理想です。
エアコンの設定温度を低めに設定し、温かい飲み物や食べ物で身体を暖めたり、夜はゆっくり湯に浸かることを習慣化したり、寒暖差が激しくなることをなるべく避けて、寒暖差がゆったりとした波になるような、生活習慣を作りましょう。
湯に浸かり汗をかくことで、自律神経も鍛えられます
さらに、入浴後のストレッチも効果的です。暖まった筋肉を伸ばすことで、血行が良くなり、睡眠に入りやすくなります
日照時間が短くなることが原因で起こる、ビタミンDからの体調不良や朝、ベッドから腰が痛くて出られないなど、寒暖差疲労からくる自律神経の乱れ。
全て冬バテやストレス、環境の変化が原因です。
冬バテなどにならないよう、普段の生活習慣を少し見直してあげることで、ご自身の身体を守ることが出来ます。
ぜひこの機会に、ご自身の身体を見つめなおすきっかけにしてみてはいかがでしょうか