女性に多く見られる、更年期障害は鍼灸と簡単にできるセルフケアで改善飛び出すハート

 

 

〇更年期障害とは?

性ホルモンの低下によって自律神経や精神的に影響を及ぼす症候群のことです。女性に多くみられますが、実は男性でもテストステロンの減少が原因で更年期障害を起こすことがあります。同じ更年期とはいえ、男女で症状に違いがあります。

今回は女性に多く見られる症状を中心にまとめていますので、もしかて更年期かも?と不安をお持ちの方はぜひお読みいただければと思いますニコニコ

 

 

 

〇主な症状

・ホットフラッシュと言われるほてりやのぼせ

・動悸、息切れ

・不眠

・些細なことにイライラしたり、八つ当たりをしてしまう

・うつ病

・気分の落ち込みチーン

・肩凝り、頭痛

・などの、症状がみられることが多いです。

 

 

 

 

〇原因

・女性ホルモンの低下

・環境の変化

・お仕事を引退した、人と関わることが減った

中でも、エストロゲンというホルモンが急激に減少することが一番の原因です。

 

エストロゲンとは、女性らしさを作るホルモンで、生殖器の発育、エストロゲンや維持をしてくれて、肌や髪の毛を保ってくれます。このように、女性らしい身体つきを作り、心身共に大きく影響します花

 

 

 

 

 

 

ちなみに、動悸や息切れが起こった際に効くツボがあり、それを「神門」と言います。手のひら側の手首小指寄りにあり、押さえるとへこむ部分です。

動悸、息切れを感じたら、その部分を数秒押してください。左右交互に2回~3回を目安に行うといいでしょう。

 

 

 

〇セルフケアで更年期障害を抑えます

エストロゲンの減少を抑えて、自律神経のバランスを良くするためには規則正しい生活を送ることが一番です。

 

・一日三食しっかり食べる

・睡眠をとるふとん1ふとん2ふとん3

・日を浴びる

・運動をする

・湯に浸かる

基本的な生活を意識することが大切です。また、ストレスを溜め込んで自分自身を責めてしまうこともよくないです。完璧主義をやめて、自分の良い所に目を向けるようにしましょう。毎日自分を労わってあげることが大切ですお願い

 

 

〇20~30代でも更年期障害がでることも…

20~30代で発症する場合の一番の原因がストレスです。

責任感が人一倍強い、環境の変化、などがストレスに繋がります。まずは、ストレスを溜めないこと、少し、力を抜いてみて頑張っていることから少し休憩するといいでしょう。

 

 

〇睡眠

毎日何時間の睡眠をとっていますか?睡眠はしっかりとることが大切です大あくび

寝る直前までケータイを見ることを控えて、今の季節であれば、温かい飲み物を飲んで、部屋の照明を落とすと入眠しやすくなります。

 

 

 

〇食生活

毎日の食生活を振り返ってみると案外しっかりと健康にいいものを摂れているという方は少ないのではないでしょうか?

健康に生きていくには食生活はとても大切です。更年期障害で悩まれている方も、これから更年期を迎える年齢の方にも、食生活を見直すことを、オススメします。

甘い物を食後や間食に食べていませんかジンジャーブレッドマン

糖は糖化といって、老化を早めてしまいます。見た目が老けて見えるのは嫌ですよね…凝視

甘い物は急激に血糖値が上がり、それを抑えるためにインスリンが分泌されます。インスリンの分泌の増減が激しくなると、イライラしたり落ち込んだり、更年期障害の症状を加速させてしまいます。

 

 

とはいえ、甘い物には中毒性があり、なかなか辞められないのが現実ですが、更年期障害を加速させない、又はかからないためにも、甘い物は控える生活をこころがけましょう。

 

更年期障害には、大豆などカルシウムを多く含むタンパク質を摂ることをオススメします。

大豆などイソフラボンから生成されるエクオールという成分はエストロゲンと似た働きをしてくれるため、更年期の障害を和らげてくれる効果があります。

 

 

 

 

〇運動を取り入れる

更年期障害の一つである不眠。

運動を取り入れることで、質のいい睡眠がとれます。また、身体を動かすとリフレッシュにもなります。日々の空いた時間にウォーキングなど毎日続けられそうな運動から取り入れてみましょうランニング

 

 

更年期と聞くと、マイナスなイメージを持つ方がほとんどです。しかし、だれもが通る道であり、症状や期間の長さも人それぞれです。更年期障害にかかってしまっても、周りと比べずに自分のペースで生活をすることが大切です。

一人で抱え込まず、我満もしなくて大丈夫です。周りを頼って自分自身のことをたくさん褒めてあげてください乙女のトキメキ

 

 

 

当院では、更年期の症状を改善する治療として鍼を用いています。更年期障害である不眠や肩凝りなどを鍼やお灸で身体の改善をしていきます。

さらに、更年期症状は自律神経の乱れも関係してきます。鍼灸は自律神経を整えて調整してくれる効果があるので、発汗や精神症状などの更年期障害を抑えることに期待ができます。

動悸や息切れ、不眠、気分の落ち込みなど更年期障害かも?とお困りの方はぜひ当院にご相談くださいOK