自民党が結果として「脱原発」を実現する!?
お早うございます。
選挙の後、いろいろなことが動き始めました。
最大の関心事、原発問題、
これからどのようになっていくでしょうか?
自民党は、脱原発を公約にしていた公明党と協議し、
「厳格な基準をクリアしている原発については再稼働を容認する」
という方針を打ち出しました。
そうすると、当然ながら
「やっぱり」
「経済優先」
「人命より金儲けか!」
という声が聞こえます。
その声は当然だと思います。
とにもかくにも原発稼働ゼロを一旦は実現した民主党、
そして脱原発への期待を一身に背負った未来の党が結果的に惨敗。
本当に暗澹とした方が多くいらっしゃると思います。
・・・ただ私は、実は必ずしも暗澹としていません。
なぜか、というと、
私たちが歴史に学ぶならば、
「理想的、急進的な政策は長続きせず、転覆し真逆になる」
からです。
民主党が「脱官僚」を打ち出した3年前を思い出してください。
「官僚は諸悪の根源」という稚拙な考えから官僚を無視して、
官僚を使わずに政策を遂行しようとしたら、
結局どうなりました?
官僚の持っている巨大な力をうまく御するのではなく、
官僚はまるで存在しないかのように振る舞い、
完全に無視し、
議員だけで全てを行おうとしました。
あたかも全ての臓器を無視して、
脳の一部だけで人間活動のすべてを行おうとしたようなものでした。
その結果どうなったでしょうか?
もちろんうまくいきませんでした。
まったくうまくいきませんでした。
何も機能しないことを思い知らされました。
しかし、それだけではありません。
もっと重大な教訓があります。
脱官僚どころか、
官僚をうまく使って御するどころか、
結局、完全に官僚の言いなりになり果てました。
圧倒的に無知だったからです。
空虚だったからです。
無知からの机上の計算、机上の「理想論」でした。
だから「真空地帯」に入り込まれてしまったのです。
実際に行政を行っていくには、
分厚い知識の厚みが必要です。
薄っぺらい表面的スローガンでは、
最初の一瞬しか乗り切っていけません。
無数の民が無数の人生を生きているのです。
本当の知識を持っていなければなりません。
自民党には、民主党よりは遥かに厚みがあります。
本来持っていなければならない厚みからすれば、
まだまだ薄っぺらいことには違いありませんが、
まったく薄っぺらい今の民主党よりはマシでしょう。
しかしまた一方、マイナスの体質も分厚いです。
へばりついたヘドロのように分厚く堆積しています。
あらゆる利権がぶ厚かった「古き良き時代」に戻りたくて、
うずうずしています。
潤沢な公共事業、原発建設、など、
あらゆる「利権」に敏感で群がった時代を復活させたい人が
たくさんいます。
でも議員がそれを望んでいるというよりも、
利権関係に利害のある我々国民、選挙民が、たーくさんいるからです。
しかし、自民党は3年前に大敗し、
議席的には大勝したといっても、
今回も支持率はほとんどまったく上がっていません。
幸いにも、自民党議員の多くは、
国民は古い自民党の復活を望んでいるわけではまったくない、
ということを知っています。
次の参院選は半年後に迫っています。
そして、遅くとも4年後には次の衆院選が来るのです。
表面的な大勝にヌカ喜びしていい加減なことをしていると、
次の選挙では完全にひっくり返される、
今回の民主党のように、
ということを恐ろしく実感しています。
ここに期待をかけるしかありません。
そして、結果として、本当の意味で幸福の質と量、
つまり「国民総幸福量」が上がっていくことを、切に望みます。
一昔前、よくこのように言われました。
「日本は、実質的に世界最高の共産主義国家である」と。
つまり、日本ほど共産主義の理想、つまり富の平等な分配を成し遂げている国はない、
ということです。(一億総中流と言われた一昔前の話です)
それを共産主義とは一見真反対のイメージの自民党政権が成し遂げたのです。
10年後には、結果的に日本が世界で最もスムーズに
脱原発を成し遂げた、
というようになって欲しいものです。
脱原発に最も消極的であったように見えた自民党が、
結果的にスムーズに脱原発を成し遂げた、
というようになって欲しいものです。
でも成し遂げられるはずです。
「資本主義」を唱えながら
「共産主義」を成し遂げた自民党であれば!
選挙の後、いろいろなことが動き始めました。
最大の関心事、原発問題、
これからどのようになっていくでしょうか?
自民党は、脱原発を公約にしていた公明党と協議し、
「厳格な基準をクリアしている原発については再稼働を容認する」
という方針を打ち出しました。
そうすると、当然ながら
「やっぱり」
「経済優先」
「人命より金儲けか!」
という声が聞こえます。
その声は当然だと思います。
とにもかくにも原発稼働ゼロを一旦は実現した民主党、
そして脱原発への期待を一身に背負った未来の党が結果的に惨敗。
本当に暗澹とした方が多くいらっしゃると思います。
・・・ただ私は、実は必ずしも暗澹としていません。
なぜか、というと、
私たちが歴史に学ぶならば、
「理想的、急進的な政策は長続きせず、転覆し真逆になる」
からです。
民主党が「脱官僚」を打ち出した3年前を思い出してください。
「官僚は諸悪の根源」という稚拙な考えから官僚を無視して、
官僚を使わずに政策を遂行しようとしたら、
結局どうなりました?
官僚の持っている巨大な力をうまく御するのではなく、
官僚はまるで存在しないかのように振る舞い、
完全に無視し、
議員だけで全てを行おうとしました。
あたかも全ての臓器を無視して、
脳の一部だけで人間活動のすべてを行おうとしたようなものでした。
その結果どうなったでしょうか?
もちろんうまくいきませんでした。
まったくうまくいきませんでした。
何も機能しないことを思い知らされました。
しかし、それだけではありません。
もっと重大な教訓があります。
脱官僚どころか、
官僚をうまく使って御するどころか、
結局、完全に官僚の言いなりになり果てました。
圧倒的に無知だったからです。
空虚だったからです。
無知からの机上の計算、机上の「理想論」でした。
だから「真空地帯」に入り込まれてしまったのです。
実際に行政を行っていくには、
分厚い知識の厚みが必要です。
薄っぺらい表面的スローガンでは、
最初の一瞬しか乗り切っていけません。
無数の民が無数の人生を生きているのです。
本当の知識を持っていなければなりません。
自民党には、民主党よりは遥かに厚みがあります。
本来持っていなければならない厚みからすれば、
まだまだ薄っぺらいことには違いありませんが、
まったく薄っぺらい今の民主党よりはマシでしょう。
しかしまた一方、マイナスの体質も分厚いです。
へばりついたヘドロのように分厚く堆積しています。
あらゆる利権がぶ厚かった「古き良き時代」に戻りたくて、
うずうずしています。
潤沢な公共事業、原発建設、など、
あらゆる「利権」に敏感で群がった時代を復活させたい人が
たくさんいます。
でも議員がそれを望んでいるというよりも、
利権関係に利害のある我々国民、選挙民が、たーくさんいるからです。
しかし、自民党は3年前に大敗し、
議席的には大勝したといっても、
今回も支持率はほとんどまったく上がっていません。
幸いにも、自民党議員の多くは、
国民は古い自民党の復活を望んでいるわけではまったくない、
ということを知っています。
次の参院選は半年後に迫っています。
そして、遅くとも4年後には次の衆院選が来るのです。
表面的な大勝にヌカ喜びしていい加減なことをしていると、
次の選挙では完全にひっくり返される、
今回の民主党のように、
ということを恐ろしく実感しています。
ここに期待をかけるしかありません。
そして、結果として、本当の意味で幸福の質と量、
つまり「国民総幸福量」が上がっていくことを、切に望みます。
一昔前、よくこのように言われました。
「日本は、実質的に世界最高の共産主義国家である」と。
つまり、日本ほど共産主義の理想、つまり富の平等な分配を成し遂げている国はない、
ということです。(一億総中流と言われた一昔前の話です)
それを共産主義とは一見真反対のイメージの自民党政権が成し遂げたのです。
10年後には、結果的に日本が世界で最もスムーズに
脱原発を成し遂げた、
というようになって欲しいものです。
脱原発に最も消極的であったように見えた自民党が、
結果的にスムーズに脱原発を成し遂げた、
というようになって欲しいものです。
でも成し遂げられるはずです。
「資本主義」を唱えながら
「共産主義」を成し遂げた自民党であれば!