輪嶋東太郎さんとのセミナー (2) | 永松昌泰学長のブログ【ものの道理で人生を豊かにしよう】

輪嶋東太郎さんとのセミナー (2)

こんにちは。


「ものの道理を考えよう」の永松昌泰です。



もう少し早く書くつもりだったのですが、
すぐに授業や、
1年に1回の国際セミナーのために、
英国からMisha Norland先生が来日されて、
なかなか書く時間が見つけられませんでした。


国際セミナーのことは、また後で書きましょう。




輪嶋東太郎さんとのセミナー、

最後に行われたベーチェチョルさんのワークショップの映像は、
圧巻でした。




1週間のワークショップ、
日韓の歌手や歌手の卵たちが、
べーさんのレッスンを受けた最後に、
リサイタルを行ったのです。


時間の関係で、
一人一人の歌のところは観れませんでしたが、
最後に、相互の歌を交換します。



日本側は、「アリラン」を歌いました。

韓国側は、「ふるさと」を歌いました。



それはそれは、感動的でした。


共に過ごし、多くのものを分かち合った一週間。

万感がこみ上げてきます。



会場の多くの方々が号泣しています。

輪嶋さんもべーさんも、会場の隅で慟哭しています。

映像で観ていてもこんなに感動的なのですから、
会場にいたら、どうなっていたでしょうか・・・



そして、数時間後に行われたべーさんのリサイタル。

べーさんは、一大変貌を遂げたのです。


「カタリカタリ」ともう一曲イタリア歌曲、
そして「アリラン」を歌いました。



何と言ったらよいか・・・

そこには、もはやべーさんは「いなかった」のです・・・・・・・

べーさんも、ピアニストの松崎さんも、
もはや そこにいらっしゃいませんでした。


ひたすら うた がそこにあるだけだったのです。

本当に貴重で素晴らしいものを観せていただきました。



本当に有難うございます。