こんばんは。 永松昌泰です。
話の「積み残し」がいくつもありますね。
その一つがACの広告のことです。
何人かの方々に、あの続きは? ときかれました。
http://www.hahnemann-academy.com/blog/2011/03/ac_1.html
仁科明子さんと娘さんがが出演する
子宮頸ガン、乳ガンの定期検診を勧める広告についてです。
定期検診というと、私はすぐに思い浮かべる本があります。
近藤誠著「患者よがんと闘うな」です。
個人の書評として、
http://pub.ne.jp/newjei/?entry_id=913861
http://www.fureai.jp/~peipei/dabun/gantata.htm
また、著者の声として、
http://www.bunshun.co.jp/jicho/kanjayo/kanja01.htm
それから、内容を全て音声にしたものもあります。
http://hon42.com/iryou/kan.php#
また検診に関するところの一部抜粋もあります。
http://hon42.com/iryou/kan.php#link=738
なぜ、私がACの広告に引っかかったのか、
その理由は、
この本の内容を読んでいただくのがベストです。
近藤誠さんの本は、最初に読んで以来、
ほとんど全ての本を熟読しました。
この方は、医療は「科学的」に行われなければならない、
という考えです。
近藤さんの「科学的」というのは、
多少もの足らない面もある「科学的」ではあります。
いわゆる代替療法を、「非証明医療」として、基本的に認めません。
でも、そんなことは別に構いません。
大事なことは、「科学的」という言葉を、
多くの医療者のようにダブルスタンダードで使っていないところです。
つまり、医療者の多くは、
代替医療を非科学的と非難しますが、
実際に自分たちのしていることは、ちっとも科学的ではない、
ということに目をつぶっている、ということです。