【遊戯】140511_ブルーフォレストDE_NEXT | しかしなんやね

しかしなんやね

人生いろいろって訳ですね

【古巣で古巣のTRPG】
今回は
「ブルーフォレスト物語」
って人生で初めて買ったシステムのリファイン作品をプレイ。
当時は箱で5000円ぐらいで発売されており、購入して箱を開けたら薄っぺらい本が三冊しか入ってなくて
「…高っ」
って衝撃を受けた思い出深いシステムです。

非常にアバウトで想像力全面のシステムに懐かしさを味わう。
当時はどうやって遊べばよいかすら想像し、自分なりの手段を模索した時代だったなと。

【情報項目も無い世界で】
今回は添付シナリオをプレイ。
これが酷くて、特定の能力を取らないと致命的に情報が入ってこないし、特定の能力を取っちゃったらシナリオが破綻するって状態である。

で、これをどうやって遊ぶかといえば、もうGMが空気を読んで色々手を加え、プレイヤーも最後まで諦めない心で手探りで情報を集めそこからどうすれば最良の結果に出来るか考える作業が必要になる。

現代っ子から観たらトンデモナイ仕様だが、当時の冒険者達はこれを徒手空拳で遊びそしてそこから勝手にRPGってのを学んだもんだなと思いながらプレイ。

さらにキャラクターもランダムで決まるため、自分のキャラクターが非戦闘能力しか獲得してない状態でスタートしてしまいもう生き残るために情報をかき集め他のプレイヤーに交渉し、そして所持金無しだった為にどうやって金を作るか考えながらプレイする羽目に。

なんだろう、まるで今放送しているドラマ版の「極悪がんぼ」のような状態、女性キャラクターが如何に悪知恵を働かせ生き残るか、みたいな感じになってしまった。

しかし、自分で判断して結果を出してそれがゲームに反映されて結果様々なドラマが生まれた訳で、こうやってハンドアウトも情報項目も最後の戦闘も用意されたエンディングも無い世界で自己責任で何とかするって体験は古参ゲーマーにとっては時折必要だなと思った訳です。

【いや別に】
何かを否定するとかロートルが昔が良かったとか宣うようなそういう意味ではなく、自分がRPGってのを遊ぶ上での必要な言わば「儀式」を経験したな、みたいな感じですね。

そして自分のスタイルの都合いわゆる「発想力」や「感働き」みたいな奴をブラッシュアップするには、こういう投げっぱなしなスタイルを経験するもまた必要かなとやっぱり思いましたね。

そんな事を、同卓した自分の年令の2分の1ぐらいの青年にドヤ顔で語った次第です。