先週、堺市役所にて堺市の平成28年度予算について説明を受けてきました。


「ちょっと待てよ、永藤は大阪府議じゃないか。なんで市議でもないのに堺市政について説明を受けるんだ?」と思われる方もいるかもしれません。その方はなかなか鋭い。

先日のブログでも書いた通り、大阪府議会では既に「大阪府」の議案と予算についての説明を受けています。私は府議ですからこれが本来の役割。しかし一方で、堺市選出の議員でもあります。「府議だから大阪府のことだけ知っておけばいいや」ではいけないと私は思います。実際に議会で議論をするのは市議の皆さんの役割。それでも地元である堺市がどんな考えでどのような予算を付けているかは知っておく必要があると思うのです。

そんなわけで、5年前に議員になった当初に大阪維新の会堺市議団にお願いして、それ以来毎年、オブザーバー参加として声を掛けてもらっています。本来は市職員の皆さんもできれば市議だけに説明したいと思っているかもしれませんが、とても貴重な機会をいただいていることに感謝しています。

地域政党・大阪維新の会は、これまでの政党とは異なる概念で組織され、実際に行動しています。「国会議員が偉い」「市議より府議が偉い」なんて考えることもなくそれぞれの役割を考えて動きます。そして地域の課題を市・府・国に挙げていく。「法律があるから無理」と役所の方は言いますが、私たちには地域の課題であっても必要とあらば法律改正をも目指すことができます。

地域政党が力を付けることで、従来の政治とはできることが格段に広がります。そしてそのためにも、立場がどうであれ地域の課題も、国政で議論されていることも知っておかなくてはいけません。この意識を自然に感じられることが大阪維新の会の大きな強みですね。