昨日から今日にかけて、新聞やニュースで大きく取り上げていただきました。

大阪府議会 事務員の人件費 公的書類で義務化(毎日放送)

議員事務所員の親族禁止を確認 大阪府議会協議会(産経新聞)

政治のニュースで良い話題が扱われることは残念ながら多くはないので、このように前向きな取組みが注目されるのは嬉しく思います。

ここ数年、政務活動費の使い方を巡って多くの県や市町村で問題が指摘されています。大阪府議会も、以前は同じような問題があったと聞いています。しかしその反省を踏まえ、府議会では厳格なルールを定めるようになりました。

今年度私が座長を務める「政務活動費検査等協議会」もその一つです。政務活動費が適用できる使い道について事細かに手引きに記載し、昨年には全国に先駆けて報告書のインターネット公開も実現しました。既に透明性においては全国トップレベルだと考えていますが、今回の改正はさらなる透明性を図るものです。

議員の報酬については当ブログでも度々記載をしていますが、額面だけ見ると良いと思えるかもしれません。しかし議員であるが故の出費が嵩みます。現在の大阪府議会は本会議や委員会目的では府庁に行くまでの交通費すら出ていない状況です。

そんな中で政務活動費は議員が活動をする上で必要な経費です(もちろん使用しなかったものは返却しています)。そのためにも説明ができないような使い方は根絶し、透明性を確保することで府民の皆さんの理解を得たいと考えています。今回の改正では他会派の方々にも快く同意をいただきました。

まずは、身を切り、身を正す。
その上で改革の後押しをお願いする。

この姿勢を忘れず、大坂再生に向けて取り組んでいきます。