先日、建築家の安藤忠雄さんの講演を聞く機会がありました。



「なるほど」と思うことの連続でとても有意義な内容だったのですが、特に心に響いたのは以下のこと。

「行政が何かしてくれる」のではない、それぞれに自分の力で生きる強い意志、自立心が無ければ大阪は良くならない

本当にその通りだと思います。

日本は平和な国です。内戦やテロもありませんし経済規模も世界有数。日本人の平均年収が年々下がっていると言われていますが、それでも世界的に見れば上位1%以内に入るほどの高収入です。

それが、いつのまにか依存する体質を作ってしまいました。自分が頑張らなくても誰かがやってくれる。不満はあるけれど自分では動きたくない。国が悪い、行政が悪い、政治家が悪い。人のせいにすることにも慣れてしまいました。

しかし人生は他人のものではありません。自分自身のものです。自分が暮らす地域も、良くなってほしいと願うならば
人任せではなく自ら行動すべきと考えます。

私は議員ですから、府民の皆さんからお預かりする税金が適切に使われているかをチェックし、必要であればルールを定め、大阪の今や未来に必要な政策を進めます。一方で、政治家でできることに限りがあるのも事実。

大阪を良くするのは、大阪府民の皆さん一人一人です。「誰か」ではなく「自分」です。一緒に将来に渡って誇らしい街にしましょう!