先日の気になったニュース。


ベトナム、法人税率引き下げ 14年22%に


ベトナム国会にて、来年1月から法人税を下げる法案が可決された、という内容。



東南アジア諸国では競争が激化しています。


その背景には2015年に東南アジア諸国連合(ASEAN)経済共同体の発足を目指していて、外貨獲得の狙いがあると考えられます。また、自国企業の活性化もあるでしょう。


現在のASEAN諸国の法人税率は以下の通り。


シンガポール 17

タイ 20

カンボジア 20

ブルネイ 22

ベトナム 25→22

ラオス 24

インドネシア 25

マレーシア 25

ミャンマー 25

フィリピン 30

(%、日本経済新聞より)


ちなみに日本の法人税率(実効)は41%。


ASEANで最も高いフィリピンを11%も上回っています。法人税の値下げだけが外貨獲得の作戦ではないと思いますが、東南アジア市場は日本にとって重要な意味を持つと考えられます。さて、日本はどうするか。政府の成長戦略に注視しています。


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