大阪府と大阪市では現在、共同で2015年をシンボルイヤーと位置付けて様々な事業を計画しています。
2015年は大阪城まちづくり400年、道頓堀開削400周年、天王寺動物園100周年にあたります。
また、私たち大阪維新の会が目指している「大阪都構想」も2015年、百舌鳥古市古墳群の世界遺産登録も2015年を目指しています。水都大阪2015というビッグイベントも計画中。盆と正月が一緒に来たような年が2015年です。
府市統合本部には堺市は入っていませんので(竹山市長の判断)、当然ながら堺はおいてけぼり。
しかし堺にとっても、2015年は大きな意味があります。
大坂夏の陣で敗戦濃厚だった豊臣陣営に火を放たれた堺の街。この堺の街を新たに整備しなおし、復活させたのが徳川幕府でした。
埋められていた環濠の堀を再び開削し、大小路と大道筋という二つの大通りを基軸として東西南北に碁盤の目の町割りを作りました(元和の町割り)。この時の待ちの形が、今の堺に残っています。
上が1863年の地図、そして下が現在。
いかがでしょうか。当時の様子がそのままと言ってもいいくらい残されていると思いませんか?
2015年、堺でも現在の堺の中心部を形作った「元和の町割り」から400年を記念して祝ってはどうでしょう。大阪府と大阪市のシンボルイヤーに乗っかってみませんか?今の堺市長は「一緒にやるのは嫌」と言いそうですが、利用できるところは利用したらいいんです。「けったくそ」で拒んでいては堺市民も不幸です。
というわけで、2015年シンボルイヤー、大阪府も堺もどんどんアイデアを出し合って魅力的な年にしましょう!
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