先日気になったニュース。


タイ、マレーシアはビザ免除=訪日旅行者増へ行動計画-政府


パスポートが外国で自分の国籍や身分を証明するものであるのに対して、ビザは入国許可証の意味を持ちます。外国から来た人を本当に受け入れても良いかどうか、という判断をするためのもの。


日本という国は世界の中でも信用が高いので、短期間の観光の場合などはビザが無くても入国できるケースが多いのが現状です。私がこれまで訪れた国でビザが必要だったのは、オーストラリア、エジプト、カンボジア、アメリカ(ESTAという申請が必要)くらいです。


一方で日本を訪れる外国人の事情は異なります。


外務省のサイト によると、現在日本への入国に対してビザが必要でない国や地域は61。ということは、それ以外の140カ国ほどはビザを持っていなくては入国できないということです。


説明が長くなりましたが、冒頭のニュースはこの61の国や地域にタイとマレーシアを追加しようという話です。


ビザの申請には事前に大使館や領事館で申請が必要だったり現地で受付をしていたりと様々ですが、費用がかかることが多く、面倒な手続きの一つになっています。これを免除することでさらに旅行客を呼び込もうというのが今回の大きな狙いです。とはいえ、やはり文化や価値観の違う外国は日本の常識が通じないことも多いですし治安や政情が不安定な国もあります。そのあたりをしっかりと判断しながら観光客の誘致に繋げていただきたいと思います。

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