今朝は同僚議員からお声掛けいただいて、府立高校の視察に行ってきました。


大阪府議会議員 永藤英機ブログ『維新伝心』


校長先生から、高校の現状と、学力向上のために取り組んでいる事業についての説明がありました。こちらの学校では始業前の8時25分から10分間、英語を聞いて書き取らせる「ディクテーション」を取り入れているそうです。私も最近になって知ったのですが、英語習得に効果があると言われている学習方法ですね。


その後は運動場に移動して体育大会を見学。


大阪府議会議員 永藤英機ブログ『維新伝心』


この学校は大阪市内の中心近くにあることから他校に比べグラウンドが狭いそうです。生徒が実行委員会を結成し、自分たちで体育大会を運営している様子が印象的でした。選択科目に「ライフスポーツ」という生涯運動の科目があったりと私たちの高校自体とはずいぶん様変わりしているようです。


大阪府下の小中学校については各市の教育委員会が担当しています。一方で公立高校は大阪府の担当。校長先生はじめ教員のあり方、入試、授業内容など議会で議論されることも多くあります。


府庁にいるとどうしても「府立高校」をひとくくりで考えてしまいがちになります。数十年前の自分の高校時代を当てはめて、その経験で教育論を語ってしまう。しかしこうして実際に学校を訪れると決してひとくくりにできないことが分かりますし、明らかに自分の高校時代と今では異なります。今後も積極的に現場を訪れて、自分の目で確認して大阪府の教育行政に活かすように心がけます。

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