珍しく本の紹介をします。
ドイツで活躍するプロサッカー選手で日本代表でもある長谷部誠選手の『心を整える。』
きっかけは、ネットニュースでこんな話題 を目にしたから。
「福島の人々には未来に向けた希望が必要で、子供たちは僕たちの未来だ」。この言葉にグッときました。
一サッカー選手が、東日本大震災の被災地に2億円以上を寄付する。恐らく税引き後の年収よりずっと多いはず。
こんな思い切った判断ができる人が、普段一体どういうことを考えているのかとても興味があります。というわけで早速購入しました。
しかし本を読み進めても東日本大震災のことも寄付のことも全く出てきません。巻末に一行、「印税はユニセフを通じて東日本大震災支援のために寄付します」とあるだけ。この奥ゆかしさがまた良い。
中身もなるほどな、と思うことが多い内容でした。サッカー選手も、政治家も仕事は全然違うものですが、日頃から意識をしておくべきことは似ていると感じます。どんな仕事でも結果を出すのに大切なのはその姿勢、「心」なんですよね。特に「正論」「遅刻」、最後の審判とのやり取りは印象に残りました。ベストのパフォーマンスを出すために、私も心を整えたいと思います。
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