シャープは大阪に70年以上も本社を構える、大阪を代表する大企業の一つ。私も昔からシャープ製品を使っていて、今は洗濯機と電子レンジ、空気清浄機にお世話になっています。


また、3年前には堺区にも世界最大の液晶パネル工場が開業し、堺市民にとっても身近な企業です。


それだけに、昨今のシャープの危機は決して人ごとではありません。議員同士で「なんとかならないか」、と話し込んだこともあります。しかし、一民間企業の経営危機に公が補助をするというのは難しい。シャープの底力を見せてほしいと心から願う日々でした。


そんな中で、昨日のニュース。


アップルなど3社と提携へ シャープ、新型液晶を供給


この3社は、アップル、グーグル、マイクロソフトという誰もが名前を知っている世界のトップ企業です。アメリカ企業ですから競争主義なのは当然ですが、経営基盤は磐石と言えるだけに安定感が増し、上手く立ち回ることができればシャープの信頼にも繋がります。


現在交渉中の台湾企業、鴻海精密工業との提携も含め、シャープには何とか踏ん張ってもらい、大阪の企業として頑張っていただきたいと願います。大阪府も、一企業にというわけではありませんが企業に活躍をしてもらえる土壌を作り上げていきます。行政も民間も力を振り絞って、大阪の再生を成し遂げましょう!


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■ 太陽光発電の現状と電力問題(2012/5/15)

■ シャープ新工場@堺(2010/3/23)

※2011/4/30以前の記事は議員になる以前のものです