「連続立体交差」というと何だか難しく感じますが、要は「開かずの踏切を無くそう!」ということ。


堺区には南海本線・高野線、JR阪和線と鉄道の線路が多くて、特に朝は踏切待ちで渋滞する箇所が多く存在します。これを線路を高架にすることで踏切をなくし、混雑を緩和しようというのが「連続立体交差」事業。


地域周りをしていても「あそこの踏切いつもめっちゃ長いねんけど、なんとかならんかなぁ~」と言う声を良く聞きます。駅立ちをしていても、JR堺市駅や三国ヶ丘駅の踏切は本当に長い。1時間のうちほとんど鳴っているのでは?と感じるほどです。


というわけで大阪府の担当部署に聞いてみると、堺市は政令指定都市なのでこの事業は堺市が行っているとの回答。次に、その堺市の担当である建設局・連続立体推進室に問い合わせ。


堺市では現在、事業中としては南海本線・諏訪ノ森駅~浜寺公園駅の2.7キロ区間、そして南海高野線の浅香山駅~堺東駅3.0キロ区間が都市計画手続き中ということ。同時にはなかなか進められず、優先順位を決めて実施しているということです。


ちなみに費用負担は以下の通り。


税金:鉄道会社=90:10


税金の内訳は、国:堺市=55:45 だそうです。


予定されていない「開かずの踏切」区間の設備的な改善はまだ先になりそうですが、例えば朝の忙しい時間に回送電車を控えるなど、鉄道会社の工夫でも改善の余地があるかもしれません。


このあたりは地元選出議員として声を上げていきたいと思いますので、「どうにかならんの??」ということがあればお伝えください!