沖縄本島の米軍基地を訪れた後、最後に向かったのは本島南部の「平和祈念公園」。


ここが私の政治の原点です。


大阪府議会議員 永藤英機オフィシャルブログ


今から7年前、リゾート気分で沖縄を旅行して、最終日に何気なく戦跡巡りをしました。沖縄の人々が追い詰められて身を投げた喜屋武岬。女学生たちが献身的に負傷兵の看病を行い、そのほとんどが命を失ったひめゆりの塔。そして沖縄県民、日本人・外国人関係なく沖縄戦で亡くなった24万人もの名前を刻んだ平和の礎。


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当時の状況を考えると、「何気なく」これらの場所を訪れた自分を恥じると同時に、「今の平和な日本があるのは、苦難の時代を生きながらも、誇りある日本という国を後世に引き継いできた先人たちのおかげ」と心から感じました。


そして、今を生きる私たちは、今だけ良いのではなく、次の世代のためにも日本をより良くして引き継がなくてはいけない。しかし現状はどうだろう。このままで本当に素晴らしい未来を残すことができるのか。


今のままではダメだ。

現状を変えられるとすれば、政治家しかない。


そこから政治家という立場を意識するようになりました。


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なぜ当時の私が、こんなに熱い想いを持ったのか分かりません。もしかすると運命だったのかもしれません。そうして今、大阪府議会議員として政治の世界に携わっています。


沖縄は政治家としての私の原点であり、沖縄が抱える問題は日本の縮図だと考えています。戦争の記憶、アメリカとの関係、自らの国を守る防衛のあり方。どれも一筋縄で行かない難しい問題ですが、私たちの世代で解決して、次の世代の子供たちには新たな段階の問題に取り組んで欲しい。私の原点を再確認するとともに、これからやるべきことの多さを実感した今回の沖縄訪問でした。