普天間に続いて向かったのは「嘉手納基地」。


3700mの滑走路2本を有する、成田空港や関西空港と並ぶ日本最大級の飛行場。面積に関しては日本最大の羽田空港の2倍。隣接する嘉手納弾薬庫と併せて嘉手納町の実に83%を占めるというでっかい米軍基地です。


この巨大な基地が見渡せるのが「道の駅かでな」。


大阪府議会議員 永藤英機オフィシャルブログ


名物らしい大きなチーズバーガーと、なんだか分からないけど漂ってくる良い匂いに心を惹かれつつも屋上へ。


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ここには道の駅らしからぬ、一眼レフを構えたアマチュア(たぶん)カメラマンの姿がちらほら。


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普天間飛行場に比べて頻繁に軍用機が飛んでいました。(たまたまそういう日なのかもしれませんが)。戦闘機が多い印象。カメラマンが多いのも頷けます。


この嘉手納基地、以前は普天間基地の移設先として候補にも挙がっていたのですが、アメリカは渋っている様子。移転に伴って新たに基地を新設するよりも、統合を進めて基地面積を減らした方が良いと思うのですが。


屋上から階段で降りてくる時に見かけたポスター。



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こういうポスターが何気なく貼ってある所に、沖縄の置かれている現状が現れているのでしょうね。


前述のとおり、嘉手納飛行場は町の大半を占めるほど巨大な基地であり、周辺への影響も大きいと考えられます。以前こんな話を耳にしました。「沖縄としては普天間は移設してほしいが、嘉手納はそのままがいい」。これは出所も忘れてしまいましたので本当かどうか定かではありません。一方、滞在中に沖縄二大新聞と言われる琉球新報と沖縄タイムスを読んだところ、二紙とも「全基地撤去」というスタンスのようでした。果たして、本当の沖縄県民の気持ちは、行政・政治の考えはどうなのでしょうか。


次回は、普天間基地の移設候補地として有力とされている辺野古について書きたいと思います。